選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2023一次選考作品

『ミウラさんの友達』益田ミリ

  • 「この作者が『ロボットマンガ』を描いたというのがまず驚きだが、そのたくまざる独創性に二度驚いた。『機械に心は宿るか否か』という(おなじみの)問いが、本作には一切ない。人間そっくりのロボットはただの無機物で、登録できるのは5つの簡単な言葉だけ。それでいて、このロボットが『生きている』かのようにいとおしく感じさせるのだから、益田マジックというしかない。大げさでなく、『鉄腕アトム』以後のロボットマンガ史に残したい逸品。」

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