選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2023一次選考作品

『花四段といっしょ』増村十七

  • 「このコミックに記載されてる『"非"本格将棋コメディ!』。いや、どんなマンガだよっ!とツッコミたくなりながら読むと...まさしく、言い得て妙とはこの事です。ベースは将棋なんですが、強烈なキャラクターの描写が面白すぎるのです。」

    「主人公の若手棋士、花つみれ四段が、クールでドライな見た目に反してとってもキュートで愛されキャラなのが可愛くてたまりません。天才肌を思わせつつ、雑念の内容がすごく凡人っぽいところに共感の嵐。花四段を取り巻く棋士や将棋会館の人たちも面白く、『茄子リカルド吾一』『踊(おどる)朝顔』など、登場人物の名前も個性的で楽しいです。」

    「内容はほんわかしていてずっと読んでいられる棋士男子日常漫画です。自分が今まで読んだ将棋漫画は基本的にヒリヒリするような描写の多い漫画だったので新鮮でした。とにかく主人公の花四段のキャラいいのでずっと読んでいたい作品ですね。なんというか、寝る前に読みたい、めぐりズムみたいな漫画だなと思います。」

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