選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2022一次選考作品

『ブランクスペース』熊倉献

  • 「絵柄と空気感がほのぼの系で、普通の女子高生と特殊能力のある女子高生のゆるふわストーリーが展開されていく印象を最初は受けるのですが、徐々に話が不穏な展開になっていきます。良い意味で裏切られたような気持ちで、絶妙な日常と異常のバランスを楽しめる作品だなと思います。」

    「独特な間やテンポ感につい笑っちゃうようなセリフの数々も最高で、とにかく作者さんのセンスが光りまくっているなと感じる作品。絵柄はとても可愛くて読みやすいけど、内容はよくよく考えると結構怖いかも...だけどそのギャップがまた良い!」

    「すごく新しい‥。ほのぼのした絵柄、ほのぼのとした主人公、不思議な力を手に入れても、それが向かう先は不穏‥。すでにざわついてた作品なので知っている人も多いと思うが、これは『あ、こんなマンガ読みたかった』ってなりたい新しいものを求めてるマンガ読みにお勧め。まだざわつく心、残っていたんだよ‥。」

    「あると思えばある、いると思えばいる。現実だと思っていたものとの境界がどんどん曖昧になっていく。『脳』の持つ力を感じる、現在進行系のリアルなSFマンガ。めちゃくちゃ好きです。」

    「妄想?それとも現実?得体の知れない何かがそこにある(居る)話を進めるごとに押し寄せてくる不安ライトSFなのかと思いきや、かなりハードな展開に成りつつある。今後の展開に期待!」

    「ある雨の日、同級生が目に見えない傘をさしていた。私は少し不思議な話が好きで、1話を読んで、日常にSFが溶け込んでる好きな感じの漫画だ!と思い購入し読み進めると、いい意味で裏切られました。序盤は少し不思議な日常と空白が心地いい。しかし、だんだんと、あれ、おや?と思っているうちに物語が加速しいき1巻が終わりました。なに、これ、すごい。とドキドキし、待ちに待った2巻はまた予想できない展開!こんなにも先がわからない漫画始めてです。なにこれ。」

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