選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2022一次選考作品

『虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-』ippatu

  • 「2021年最大の衝撃でした。SF、アクション、ホラー、人外少女など、そのスジの方々が大好きな要素が特盛になった最強のマンガです。はるか未来、自分の見知った土地が朽ち果て、異形の跋扈する場所になり果ててしまった終末の先を、暴力的なまでの画力で見せられる感性による蹂躙。絶望的な状況を、経験と工夫で切り抜けていくハイパーディテールなSFサバイバルでありながら、ころころ変わる『つぐみ』の表情や、レオーネたちとの掛け合いに、しっかりとマンガならではの楽しさ・おかしさも搭載されていて、グイグイと読み進めてしまう魅力に満ちています。フランスのレーベルから生み出され大ヒット、それから日本に逆輸入されて話題になっているという異色の経歴の作品ですが、フランス、日本に留まらず、天下を獲れるマンガであると思っています。必読です。人類は滅亡する。」

    「核戦争後の廃墟と化した未来の日本を舞台にサバイバルと書いてしまうと、ありきたりに聴こえてしまうが、とにかく画力の圧倒的うまさに引き込まれてしまう。個人的にはつぐみがかわいい!表情がとても良い。」

    「圧倒的な画力と斬新な設定。さらに評価されるべき作品だと思っています。」

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