選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『よふかしのうた』コトヤマ

  • 「子供の頃や学生だった頃感じていた真夜中の魅力を思い出す作品です。いつも通っている道も真夜中に出てみると、並ぶ街灯の灯りが幻想的で違う世界に感じられていました。ましてそこでかわいい女子(吸血鬼だけど)と過ごせるなんて羨ましすぎる!」

    「独特の夜の世界観というか捉え方をするなと思いました。文学作品のような雰囲気もあり、日常コメディもある中で、単なる吸血鬼ものラブコメとは一味違う内容に、少しずつ惹かれていきました。話が進み、主人公とヒロイン2人だけの夜の世界に、他の登場人物が出てくることで、人間と吸血鬼との関係性を問うようなシリアス展開にもなり、より面白くなってきます。」

    「登校拒否から不眠症になり、今まで未知の領域であった深夜の世界に飛び出した先に出会った吸血鬼の少女。大人になって久しく忘れていた深夜の外出という独特の空気感と不穏さを増すボーイミーツガール最高です。」

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