選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『僕の心のヤバイやつ』桜井のりお

  • 「『からかい上手の高木さん』では、西片がごくまれにクリティカルを出し、それが神回になることが多いのだが、本作は何とクリティカルが日常茶飯事に起こる。それだけでおなかいっぱい、もう降参と言いたくなる傑作「恋愛未満」コメディー。非モテの陰キャである市川君が、クラス一の美少女である山田さんを、陰湿な殺意と共に(?)眺める話なのに、実はラブの関係性が逆転しており、視点人物の市川だけが(心理的障壁により)それに気づけない。ものすごく理知的でアクロバットな作品だと思います。 山田さんの方も、けっこう「自己評価が低い」ことが何となくわかり、ただかわいいだけのキャラでないのが大変よい。『高木さん』みたいに、無限ループ化もスピンオフも難しい設定と思いますが、今一番新しく、面白いラブコメと言っても過言ではない。なるべく長く続けてほしいものです。」

    「たまらん!たまらんかよ!!これはなんとも悶えます。陰キャの主人公と陽キャのヒロイン。(そもそもそんな言い方も最近知ったけど。)主人公京太郎目線で杏奈ちゃんに恋してるし、杏奈ちゃん目線で京太郎がたまらない。一挙手一投足気にし合ってる二人にすっかり夢中だ!!」

    「実に良質なラブコメです。その一言につきる。」

    「もともとラブコメ好きなのですが、ここ最近で一番応援したくなるような関係性でした。読み進めていくとタイトルのヤバイやつとは何なのか、って問いが出てくるかと思います。そのアンサーを目にしたくてどんどん読み進めたくなる作品ですね。」

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