選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-』リチャード・ウー、中村真理子

  • 「新しい邪馬台伝説の誕生。斬新な切り口はさすが「リチャード・ウー」先生。それを中村真理子先生が素晴らしい画で表現。もっともっと評価されるべき作品に思っています。」

    「本年の2年連続投票作品。3 世紀に倭国に君臨したとされる女王、卑弥呼。生まれついての女王、カリスマとして描くのではなく、野望と思考と論理と行動によって女王へと上り詰める過程を描く。当初、我欲のために行動していたダークヒロイン(女性なのでヒーローではない)が、戦いの中で協調性や人間性を高め、人望を集めていくある種の成長譚。細密で力強い画風、物語のスケール感など惹きつけられる要素がてんこ盛り。名作になる予感ひしひし。というところまでが、昨年の選評。その後、物語のスケールは順調に大きくなり、舞台が「邪馬台国」であることの意味もより明確になってきた。心の機微が愛憎につながり、欲望に根ざした権謀術数が積み重なる。魅力的なサブキャラも続々登場&復活。今後へのますます期待が高まる。」

▲ ページの先頭へもどる