選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『光の箱』衿沢世衣子

  • 「どうしたらこんなお話を思いつくのかほんと不思議。奇怪な事件が次々と起こってるのにキャラのセリフや描き方がとても淡白で常に平熱を保ったまま話が展開されていくギャプの面白さと、日常と非日常がシームレスに行き来するこの独特な空気感がたまらない!舞台が深夜のコンビニというのがまたニクいなぁ。」

    「2020年になってから気付いたのです。私が衿沢世衣子先生が好きだということに。好きだぞ...?と気づいてからは衿沢先生の作品を沢山読みました。『ちづかマップ』は特にお気に入り。何でしょう。コマ割りが独特。テンションはドライだけども、視点は暖かく優しい。ユーモアがあって、ふわっと包んでくれる感じ。一度味わうとクセになります。文学的。そんな唯一無二の衿沢先生の『光の箱』は生と死の間に位置するコンビニを舞台にしたオムニバスストーリー。三途の川ではなく何故かコンビニ。「死の直前にコンビニに寄る」客と巻き込まれる店員が行き交う不思議な世界観。死の匂いが滲みつつちょっとほっこりして、ミステリアスな余韻の残る読後感でした。闇猫可愛い。オムニバス短編が好物な方は是非。」

▲ ページの先頭へもどる