選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『バトルグラウンドワーカーズ』竹良実

  • 「『辺獄のシュベスタ』を描いた竹良実先生の新作がロボット漫画!?と驚きました。失業中の冴えない男(30歳)が未知の生命体「亜合体」と戦うパイロットになり泥臭くチームの皆と戦う、、というSFロボット作品の内容で3巻まで楽しく読んでいましたけれど。...それだけのはずがないですよねええええええ、竹良先生ですもの!!!という気持ちになりました、4巻のラスト。ええ、竹良先生ですの!!!(2回目)敵の正体としては正直やはりと思っていましたが、4巻のラストは衝撃でした。これから読む方は4巻まで読んでほしいです。「そんなバカな、、、」ってなります。絶対、続き気になると思う。5巻でまた展開は変わり、仲間たちの人間性も深みも増して、面白さは加速していきます。前作もそうでしたが(シュベスタは凄い漫画でした。拷問や人が死ぬ場面が多すぎて人にオススメは出来なかったけど苦笑)逆境に立ち向かう緊張感がリアルに伝わってきて、読んでてゾクゾクします。はじめは冴えない主人公の平さんが真面目でまっとうな性格で少しずつ皆に信頼されていく様子も良いです。他のキャラクターも生活感や人間味に溢れていて魅力的です。竹良先生、これからも応援していきたい推しの作家さんです。続きの巻も楽しみにしています。」

    「 前作『辺獄のシュヴェスタ』で、魔女狩りのあった中世ヨーロッパの修道院を舞台に、意志の力で峻烈な逆境を乗り越える強い女性の物語を圧倒的な脚本力で描ききった作者の次連載作。 となれば、超期待!と読み始めたところ、長時間勤務、介護、いじめ、学歴問題、などなど、地味で現代的なぬるい絶望を背景に、人生積んでブラック組織に勤めるしかなかったパッシブな青年が、人類に害する生物を遠隔操作するロボットを操作する、という業務に就いて、逆境のなかでも博愛と地道さを武器に、攻略不可能と思われた的個体を撃破していく...!という展開に、いや確かに面白いんだけど、ちょっと地味すぎじゃないか、と、、、思ったら!!!!3巻以降、、、鬼!!!!!何度、心底驚かされたことか。どう考えても予測不可能なのに、確かに!と感じさせる伏線が回収される大展開が、3、4、5巻と鮮やかに続いていく!!前半で描かれていた地味な描写とはまったく違う派手さに驚かされ、一方で前半の地味さもじわじわと意味を持ってくる...!いまこの瞬間、ホントに一番面白い。竹良実、おそるべし!!」

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