選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『セクシー田中さん』芦原妃名子

  • 「表紙を見たときの第一印象でセクシーな田中さんがショムニ的にバッサバッサと爽快にお仕事をする漫画なのかな、と勝手に思っていました。まさかのベリーダンス!!!めっちゃ面白い!!!田中さんはコンプレックスがあって不器用ながらも節約家でちょっと乙女で、素敵な女性でした。主人公の朱里ちゃんがファンになる感じが可愛い。私もベリーダンスやってみたくなりました(ちょろい)一癖も二癖もあるキャラクターがリアルに痛いところを突いてきたり考えさせられることも多くて。でも人間臭くてつい笑ってしまうことも多い。『曲がった背筋を何度でも伸ばそうと思ったの』という言葉。何歳でも、誰に何と思われようと背筋を伸ばして良いんですよね。芦原先生は不穏な空気を作るのが上手な作家さんで大好きなのですが。田中さんも朱里ちゃんも自分の居場所を作れるといいなと思います。ちょうどダンスレッスンをサボった日にこの漫画を読んだもので死ぬ程刺さりました。。私も背筋頑張ります。」

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