選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『青に、ふれる。』鈴木望

  • 「コンプレックスをひた隠しに隠して明るく過ごす女子高生と、相貌失認を周囲には必死に隠している高校教師の物語。よくある"先生と生徒モノ"だと思いながら読み始めたら、あっという間に引き込まれ、目が離せなくなった。主人公の少女の不登校のきっかけになった少年が、不器用でいじらしくて、でも、ときどき無神経なひと言をもらすところがまたいい。脇をかためてるキャラクターたちのクセがあるところ、そのチャーミングさもこの作品の魅力だと思う。」

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