選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2020一次選考作品

『新九郎、奔る!』ゆうきまさみ

  • 「海音寺潮五郎先生の『武将列伝』や『悪人列伝』を読んで中世に興味を持ち始めて、はや四半世紀以上。その頃は手軽に読めるものがなかったが、近年の『応仁の乱』のヒットから、新書だけでも『観応の擾乱』、『承久の乱』など中世を扱う続々と出てきました。嬉しい限りです。『新九郎、奔る』は、北条早雲が伊勢新九郎と名乗っていた若い頃を描いたマンガ。足利将軍家の側近である伊勢家に生まれた新九郎がどうして関東に移り住み、最初の戦国大名といわれる人物となったのか。その流れが面白すぎるので、中世ならではの習俗を深く描いてくれる可能性は低いですが、ゆうきまさみ先生が中世を描いてくれるだけで大満足です。」

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