選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2020一次選考作品

『心臓』奥田亜紀子

  • 「うまくは言えないけどわれわれの中に確実にある心情をマンガという形式で表現してくれるのが奥田先生です。読む度に救われる気持ちがします。」

    「珠玉の短篇集です。「ぷらせぼくらぶ」から6年。高野文子の後継者は奥田さんなのかもしれません。表題作「心臓」は何度も読み返してしまいました。そして中ページの黄色い部分のトーンワークに度肝を抜かれました。特に明確な答えや救いは描かれず、各自が考えて答えを出すタイプの作品で、死や日常生活について深く考えさせられる。」

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