選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2019一次選考作品

『ヤコとポコ』水沢悦子

  • ヤコとポコ(4)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )

  • 「今よりも未来、革命後といわれるインターネットが廃止された世界は、現代社会のような便利さはないけれど、ゆっくりとした暖かな時間が流れています。そんな世界で暮らす、漫画家の「ヤコ」と、てきとうモードのネコ型ロボット「ポコ」のお話。ポコが可愛らしくて笑えます。素直じゃないけどとても優しいヤコも好き。1話完結のお話が多く、毎回ハッとさせられたり、優しい気持ちになれたり、見習いたいと思ったり、大切な気持ちを思い出させてくれる。それらがゆったりと暖かく心に沁み、ポロっと涙がこぼれる。
    人に寄り添ってくれる漫画だと思います。マンガ大賞2018から選考委員として参加していますが、お話を頂いたとき、このマンガは絶対入れたいと思っていましたが、残念ながら新刊が出ず投票することができませんでした。今回は新刊が出てくれました!1番好きなマンガと言っても過言ではないです!」

    「ポコたちロボットの健気さにホロリとなりつつ、思いの外SF&ハードボイルドな世界観に惹き込まれます。夕暮れ時のような少し切なくて温かい物語。」

▲ ページの先頭へもどる