選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『バンデット』河部真道

  • バンデット(5) (モーニング KC)

  • 「日本史ファンには嬉しい作品。南北朝動乱期を駆け巡る異形な者達を描く秀逸な作品。筋骨隆々の後醍醐天皇とい新しいイメージを提案。足利高義をこう使うかと感心。この時代のコアなファンだが、寺田法念は知らなかった。作者は、赤松氏や佐用の庄にも詳しいし、兵庫県民であろうか。「応仁の乱」、「観応の擾乱」の新書が売れるという珍しい時代に即して現れた作品。週刊誌での連載はいったん終わったが、続編が待たれる。」

▲ ページの先頭へもどる