選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『ブルーピリオド』山口つばさ

  • ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC)

  • 「絵が描きたくなる、という衝動がおこる作品。出たばかりだが今後が楽しみ。」

    「あったらしい美術をテーマにしたマンガ。その名の印象通り、とっても新鮮な印象で気持ちいい。魅力的なキャラクターたちへの期待も止まりません。ヒロイン、ユカちゃんだよね?ね? 個人的にも美大に憧れがあったので、けっこう気持ちを投影して楽しんでます40歳。」

    「夢を追うときの、不安と胸の震えるような感動を丁寧になぞってくれるので、読んでいて心が熱くなります。例えば主人公が絵の先輩から勇気をもらって行動するエピソードがあって、その彼の行動に読者である私も勇気をもらえる、そんな連鎖が起こる。この真っ直ぐ前を向いてもがこうという感覚は、忘れないで生きていきたいなあって思います。」

    「美大受験という題材によって「美術」という感覚的っぽい領域の事柄を論理的に断言してくれていることが気持ち良い。そういった土台があるから感性や感覚の部分として描かれたこともスッと心に入ってくる。美術と聞いて身構えちゃう自分のような人にオススメ。」

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