選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『舞妓さんちのまかないさん』小山 愛子

  • 舞妓さんちのまかないさん 4 (少年サンデーコミックススペシャル)

  • 「派手なアクションなどは一切ありませんが、京都の一角の晴れやかな舞妓さんたちの裏側を垣間見える一冊。 食漫画にも分類されるかもしれませんが、とにかく癒されたい人におすすめです! とても優しい漫画です。このマンガを読んでいて、舞妓さんと芸妓さんに違いを知りました。」

    「今年もたくさん刊行されたグルメマンガの中でも、「暮らすこと」「美しいもの」への丁寧なまなざしが感じられる作品でした。少年誌連載でかわいい女の子に目が行きますが、京のお茶屋や街の風景、着物、食べ物、調理器具などへの、愛あふれる描写を見てほしい。」

    「不思議な魅力を持った作品です。ふと思い返すと、特にこの話がよかった! 特にこのキャラクターがよかった!という大きな印象に残らないのですが、最初の1ページをめくった時から、ほんわかした雰囲気と安心感に包まれて暖かい気持ちになれます。この幸せ感を毎話詰め込めるのって本当にすごいなぁと思いながら、仕事で疲れた帰りの電車のなかで癒されています。」

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