選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『雑草たちよ 大志を抱け』池辺 葵

  • 雑草たちよ 大志を抱け (フィールコミックスFCswing)

  • 「青春、の一言で片づけるには優しくて傷つきやすく、しかしとてもしなやかで温かい友情が描かれている。すこしの苦みを味わいつつ、前に進む勇気をもらえた気がした。高校生あたりか、いまちょっとしんどい人に読んでほしい。」

    「1冊で完結してるので、手に取りやすいと思います。少女漫画に出てくるような可愛い女の子ではなく、地味で目立たない女の子達のお話。私は池辺先生のまあるい優しい絵柄は、どこか現実ではないような、物語の中のできごとのように感じます。けれど登場人物達と、それぞれの感情がとてもリアル。この世界で地に足つけて生きている。それぞれの想いがあって言葉を発していて行動しているから、共感できるし、胸にささるものがあるんだと思います。リアルだけど優しく暖かい物語です。いろいろ書きましたが、漫画の帯と裏表紙の言葉が素晴らしいので、それをそのまま載せたいくらいです。」

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