選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2016ノミネート作品

『東京タラレバ娘』東村アキコ

  • 東京タラレバ娘(4) (Kissコミックス)

  • 「いたいいたいいたいえぐられながらも読まずにはいられない、大好物な作品です。アラサー独身に特に読んでほしい。実際に自分の友達はこれを読んでこのままではいけない、と結婚を決めました笑仕事も恋も、前を向いて頑張るだけで進めた20代とは違う。リアルなもがきが読めます。共感の嵐です。」

    「アラサー女子の迷いと痛みにズバッと斬りこむと見せかけて、じつは働く女の希望も描く快作。女が面白可笑しく年を重ねてしまった先にあるアイタタタな悲喜こもごももイタ面白いけど、それ以上に働くっていいねと思わされる。四の五の言っても、元気に働いてればなんとかなるわーと背中を押してくれる一冊でもあります。」

    「つきささる...「~だったら」「そうしてれば~」恋愛もそうですが、仕事や人間関係にもつきもの。 東村先生の人の内面を抉る部分で、今までの作品の中で一番直接的でぐっさり来ます。 でも、自分の「たら」「れば」に気づいて、後悔のないように突き進めはじめました。 30代...30後半から、読むと痛い程 共感するマンガ。ただ自分がこの漫画で変われた部分が大きいので感謝しています。 でも...新刊が出るたびに抉られます(涙)」

    「昨年の大賞受賞者を推すのは気が引けなくもない。でも面白いのだから仕方がない。描かれているのは、仕事をしながら東京で暮らすアラサーシングル女性3人組のちょっとアレな恋愛模様。不倫&セカンドに走る女性はいつの時代もいる。でも、いま受け入れられているのは、切り上げ時を見失う男女が増えたからか、単純に可視化されるようになったからか、はたまたそういう交際のあり方が肯定されるようになったからか。「働く女性のマンガ」として『働きマン』(安野モヨコ)のB面的な捉え方をするなら、いまを生きる日本人はまだ「身の丈サイズの幸せ人生の型」を見つけられていないのかも。男性も深く潜って読むといいと思える作品。『ヒモザイル』復活も祈念。」

    「呪いの書としか思えません。」

    「このマンガを読んだ私の周りの妙齢の独身女性が軒並み心をえぐられてます。男性である自分が読んでも、痛いところをついてるなぁ。。と感じるので、主人公たちと近い年齢の女性には、ものすごく刺さる内容なのかなと思います。ただ、その痛みは作者の幸せになってほしいという思いが根底にあるからこそのように感じます。仕事に、恋に、日々頑張るすべての女性へのエールのようなマンガだと思います。幸せになりたいすべての人にオススメのマンガです。」

    「アラサー、アラフォー「女子」に、ぐさっと刺さります(笑)」

    「巻が進むごとに面白い!エキサイティング!」

    「面白いだけじゃなくとても勉強になるマンガだと思いました。」

    「主人公が酩酊すると現れるタラちゃんとレバちゃんの容赦ないツッコミがツボです。」

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