「醜悪な容姿を持ち、その容姿ゆえに凄絶ないじめを受ける少女・累(かさね)。あるとき、"伝説の女優"として美しいまま、この世を去った亡き母親が残した1本の口紅を手にしたときから、運命が大きく動き始める--。どんでん返しに次ぐ、どんでん返しの妙を楽しみつつも、哀しい。転がり落ちるように進む物語の展開から目が離せない。」
「表紙から受ける印象とは少し違うイメージの絵に最初若干とまどいましたが、このストーリーにはありかな、と思う。新人さんの作品なので、ひとつ間違えばありきたいな話になりかねないですが、続きの気になる伏線も沢山あるので、是非ともがんばってほしいです。」