選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2014一次選考作品

『神様がうそをつく。』尾崎かおり

  • 神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)

  • 「単巻ものですが、これをおすすめしないで終われないので。小学6 年生、まだ大人には早いそんな子供たちが、誰にも頼れない中で必死に自分たちの世界を守ろうともがく。主人公であるなつるが好きになった理生には秘密があり、それを知ってしまったなつるはそれもひっくるめて理生を守ると約束する。純粋に、そして健気に。そして一夏の冒険が始まる。それがすぐに終わると知っていたとしても。痛いけど、悲しいけど、救われない漫画ではない。心震わせる漫画ではあるけど、読了感は爽やかだった。主人公たちが、成長して大人になった時幸せであればいいなと願うのみ。久しぶりに愛したコミックです。おすすめ。」

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