選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2014ノミネート作品

『ワンパンマン』ONE・村田雄介

  • ワンパンマン 5 (ジャンプコミックス)

  • 選考員コメント・1次選考

    「どんな敵でも一撃必殺という主人公の圧倒的強さとワンパターンの展開を光らせる圧倒的作画が見事!ストーリーも動きだし、新たな敵が続々とあらわれるものの、主人公サイタマの前ではすべてが一撃である。清々しい!」

    「「どんな強敵もワンパンで沈む」出オチみたいな強さですが、面白い。画力もストーリーもハイレベルなのに、どこか気楽に読めてしまうところが素敵です。」

    「原作も作画も天才的。サイタマの最強っぷりが爽快です。とにかく面白い。ジェノス好きだ!」

    「今季一番、可能性を感じた作品。絵なんかどうでもよくって、面白ければ漫画はそれで良い!と感じさせてくれるのがWEB漫画の特徴です。その面白いWEB漫画をガチの漫画家がマジで描いちゃうなんて面白いに決まっている!今後も、こういった流れができてくれたらもっと世の中に面白い漫画は増えてくれるはず!」

    「圧倒的な強さの持ち主【サイタマ】。人々を守るヒーローとしての戦いと、とっても普通で庶民的な普段の生活。カッコよさと面白さのミルフィーユ!たまりません。」

    「どんなに強い敵でもワンパンチでやる気なさげに敵を倒すハゲ、いや、サイタマ(ハゲマント)がカッコいい・・・のか?」

    「コメディタッチのヒーロー漫画として読むもよし、時々カッコいいギャグ漫画として読むもよし。主人公は見た目残念ですが、サブキャラは見目良いキャラ多し。ただし残念なイケメンですが。」

    「村田さんの圧倒的な画力に惹かれて手にしたのですが、物語の軽そうに見えてその実色々と考えさせられるところのあるストーリーにすっかりハマりました。そして無免ライダーさんの男前さに惚れました(笑)ジャンプでの連載だったら間違いなく暗殺教室の人気を抜いていたと思います。」

    選考員コメント・2次選考

    「ギャグのようでシリアス、と見せてのやはりギャグ漫画という塩梅が良い。」

    「マンガってやっぱり面白い!っていう、至高の読書体験を約束してくれるのはこのマンガ。毎日のように多くの作品が生み出されているのに、一歩横には、こんなに肥沃な手つかずの大地があったなんて!」

    「ド迫力バトルと脱力ギャグが楽しいのはもちろん、強さとは?ヒーローとは?と考えさせられるところに、深い魅力がある。」

    「【ワンパンマン】ってヒーローなんですよね!?何でしょう!?この全てが裏切られたかのような脱力感は....でもこの脱力感が、読んでいる間に心地よさに変わってきます。それが【ワンパンマン】なのです。」

    「主人公の圧倒的な力が持つ爽快感。これぞマンガ。単なるよくあるヒーロー物でもなく、凝った(ひねくれた?)ストーリー展開も楽しい。おすすめ。」

    「見た目はゆるキャラ。強さはチート。脱力系ヒーロー(趣味でやってる)の誕生です!」

    「全てのヒーロー物へのアンチテーゼというか、やばいやられちゃうかもしれない、でもどうせ主人公が勝つんでしょ、あーでも負けそう!といったドキドキ感を全て奪った突確的な強すぎるヒーロー。すっきりしていて中毒性があります。」

    「ワンパンでぶっ飛ばすまではただの前戯。...とはいえwebマンガならではのスピード感は初体験。恐ろしく贅沢な大ゴマ使いはドラゴンボールを越える!」

    「怪人と命がけで戦う他のヒーローに対し、あっさり一撃で撃破する主人公。心に余裕があり過ぎて深刻な感じがしないけど、生活かけて真剣にヒーローしてるところが好きです。一撃必殺の面白さを感じます。」

    「強くなりすぎた男サイタマの哀愁(笑)」

    「何が新しいって、完璧にオチが見えているなかで"プロセス"を楽しむことが主の漫画であることです。展開の仕方も面白くWEB→漫画化と民主的に「本当に面白いから漫画化」された漫画なので期待感というよりかは安心感と持って読める意味でも、新しい漫画です。」

    「正直出落ちマンガだと思ってました。すいません!基本ヒーローアクションコメディなんですが、以外と人情ものっぽいところもあったりして、老若男女問わず楽しめる作品だと思います。戦闘シーンかっこいいっすねーやっぱ。」

    「ヒーローもの。ひどく酷薄非情だが、同時にまぬけでもある、という有様が気になって読んでいる。ヒーローに声援を送る、生きた一般人がいる現代の街並みにいまヒーローを描くのなら、なるほどこのまぬけさも、あるいはヒーローの格付けシステムも、必要だよなぁ、と。逆にこのまぬけさも、ありとあらゆる格付けも不要なら、誰も居ない廃墟で延々殺し合いを続ける『エグゾスカル零』もなりたつのだろうなと、勝手に思っている。」

    「ふざけているようでどこか切ない。なんでだろう、何故かせつないマンガです。」

    「王道のマンガと言われそうですが、だからといってこのパターンのヒーローがいたかと言われれば、いなかった!どうみても最強のサイタマの、報われなさ・後ろ向きな感じ・自分勝手さ。どれをとってもヒーローじゃない!でも、カッコ悪いんだけど、かっこ良いと思ってしまったサイタマに、一票を投じてみたい!この先、サイタマが一番強いのか、サイタマを凌駕する敵が現れるのか、やっぱり気になってしまいます!」

    「ほんとうにカッコイイとはこういうことさ・・・。大人も子供もドキドキ夢中になれるニューヒーロー。単なるギャグじゃあありません!」

    「これぞ、男子まんがというおもしろさ。アメコミ「ウォッチメン」以降。メタ構造を持ったヒーローまんがの傑作。師匠と弟子に萌えますよね、やっぱり、どうしても。いい!」

    「ストーリーもおもしろいし絵もすばらしい。WEB版を読んだ人も楽しめるようになのか、コミック化にあたり、加筆修正や構成を変更するなど、読者を意識したプロの仕事だなー、といつも感心しながら楽しく読んでます。」

    「王道少年漫画はすでに出尽くした。そう感じていたことを否定できない僕だったが、まだまだ可能性はあると教えてくれた作品。アイデア、キャラ設定、伏線の張り方、それぞれが秀逸で、さらに言えるのは、「無理を感じない」ということ。この先も楽しませていただけそうだ。」

    「圧倒的な画力に圧倒されました。凄い。」

    「「ワンパンチ」をテーマに、ここまでよく物語を練り上げたと思う。ギャグとシリアスのバランスも良い。最初はコミカル一辺倒と思っていたら、巻数を重ねると違う顔を見せるのも良い。」

    「WEB漫画でも単行本でも、「面白いものは面白い!」。」

    「あまり今までにない設定で思わず笑ってしまいました。。これからどうなるんだ、、サイタマ。。」

    「...パクリか?と、思ってたタイトルでしたが、読んでみるとなんという意外な流れ!強くなりすぎるのも考えものだねー。」

    「単純に笑わせてくれる明るさがあると思う。読後、カラっとした感じを得られることが少ないので貴重な作品。家族で楽しみたい。」

    「三つめは約一週間悩みましたが、感覚的に「面白い!」と思うものをチョイスしました。 基本ギャグなのですが、主人公以外はヒーロー漫画らしく恰好良くシリアスに戦っているのに主人公だけギャグのように終わってしまう。 強すぎるってギャグなのか!? と自問自答しながら読んでおります。 テンポの良さ、迫力のバトルシーンの王道ヒーローものですが、そこに主人公を入れてかき混ぜる事によってギャグが発生するという化学反応が新機軸の作品です。」

    「4巻辺りまでは投票する気はなかったのですが、5巻が!5巻で俄然これからの展開が気になってしまいました。ワンパンマンが自ら憎まれ役になるセリフを吐く中のジェノスのモノローグが、とてもこれからを楽しみにさせてくれました。」

    「まさに画力の無駄遣い!だがそれがいい!」

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