選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2012ノミネート作品

『鬼灯の冷徹』江口夏実

  • 鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)

  • 「鬼灯のド S. っぷりと、シロの可愛さが王道ではあるんだが、王道ではあるんだけど、笑える。面白さはもっと別のところにある気もするけど、それを受け止めるキャラクターたちはえらくバランスがいい。地獄もわるくない。」

    「地獄八景獄卒戯。鬼灯様がいるなら地獄行きでもいいかなーとうっかり考えてしまったけど、ドSなのでツッコミが容赦ないです。鬼かお前は!(鬼です)」

    「面白いなぁ。地獄の島耕作。抜群の安定感。」

    「冷徹で絵に描いたようなドSキャラ、閻魔大王の側近・鬼灯の日常を描いたギャグマンガ。弱気な閻魔大王や、自分探し認定されてしまう桃太郎など、登場するキャラクターの性格づけが絶妙。現在、3巻まで出てますが、失速する気配ゼロで今後が楽しみ。」

    「独特な画風だけど読みやすい。ドSな鬼灯さんもどこか愛らしくてたまらない!容赦ない厳しさも清々しい。そんなキャラが素敵です。」

    「怖くない地獄の話。主人公の性格は鬼そのものですが。しかし、ぶれないところが良い。威厳の無い閻魔大王がちょっと目新しいかも。」

    「ヴィレバンで、聖お兄さんの隣においてあり、気になって手にとってみると・・・おもしれ!!ゆる~く地獄の日常が描かれてます。あぁ~、地獄も実際の会社として成り立っているならこんな感じなんだろうなぁ。としみじみ。発想が面白いし、動物キャラが可愛い。カチカチ山のうさぎさんが出てきたときはびっくりしました。私ももともと神話や民話が好きなのですが、それを自由な発送で描いたり空想してたのしみたくなるよね~!と作者さんに共感します。」

    「やけに人間臭い地獄の住人達。この世とあの世の絶妙なリンクの仕方がもうたまりません。いつも可哀そうな目に合う閻魔大王が出るたびに「いったい次にはどんな可哀そうな目に合うのやら」とつい期待してしまいます。閻魔大王の立場はちょっとした地獄ですね。」

    「たまには閻魔様にも優しくしてあげてください。でも、冷たくなくては鬼灯さまではないな、という葛藤が生まれます。」


    「地獄で鬼灯。」

    「地獄の日常、文句なしに面白いです。こんな地獄なら落ちてもいいかも...やっぱり嫌かも。」

    「今回一番の衝撃作!地獄・鬼・ドSって!でてくるキャラすべてがオカシイ。もっと前から読んでおけばよかった。」

    「舞台が地獄なのになんでこんなに楽しそうなんでしょうか。万人に受けるギャグと言う点でこれぞ王道と言う感じがしました。まさにマンガ大賞の趣旨(皆にオススメしたい)にあった作品だと思います。」

    「どちらかと言えばSな私も、鬼灯さまになら喜んでドMになれる。」

    「だって、ど S だもん!この1年、本当に売れ、たくさんの人にが手に取ってくれたことが、この作品の面白さを表していると思います!」

    「主人公・鬼灯のド S っぷりと、閻魔大王をはじめとする地獄の住人たちのキャラ立ち具合が絶妙。ページを開くたびに、いちいち驚かせたり、笑わせたりしてくれる。何よりすごいなーと思うのは毎回、ほぼ地獄という同じシチュエーションにも関わらず、話の展開が一向に失速しないこと。こんな地獄だったら、私も働きたい。けど、どの地獄担当に立候補するかが問題......などと、真剣に検討してしまうほど。」

    「限りなくリアルな舞台裏に震撼。て、地獄見たことまだありませんがwなんかこんな地獄なら別に落ちてもいーんじゃないか?...て裁く側であればですね。わかります。地獄のドSな島耕作。」

    「読み応えがある知的ギャグマンガ。」

    「まさにポスト「聖☆お兄さん」。主人公の鬼灯はオリジナルですが、閻魔大王や桃太郎などの昔話でお馴染みのキャラクターがいて話に入り易い。そして鬼灯の仕事が地獄の運営で、様々な拷問が紹介されますが、どこか牧歌的な雰囲気が漂い、楽しそうにも見える地獄界の様子が心を和ませます。中間管理職の大変さもちゃんと描かれていて、サラリーマン漫画としても共感できる部分もあり、年齢・立場によっていろんな見方で楽しめる。間口が狭いほど面白い事の多いギャグ漫画で、この間口の広さはすごいです。」

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