選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞

『進撃の巨人』諌山創

  • 進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

  • 「2010 年の漫画というとこの作品を挙げざるを得ないでしょう。荒々しく、粗く、勢いよく。今年一番のイ ンパクトを残してくれました。正直絵は好みの分かれるところですが、逆にそれが巨人の怖さを生々しく表 現していると感じます。」

    「今回、欠かすことはできないこの作品!圧倒的な存在感。」

    「まさに 2010 衝撃の 1 冊。連載当初からなんだこのマンガ!と驚きつつ恐怖しつつ読んでましたが、1 巻目 出る時皆に勧めるにあたり、あまりにも説明が下手で最初分かってもらえなかったのが懐かしいです。今や 大ブレイク中の作品。自分は間違ってなかったと自信を持ちつつ、まだまだこれからの作品を先生がどう味 付けし、恐怖させ、希望を持たせ、そして絶望させるのか楽しみでなりません。」

    「次の先の展開が読めない漫画です。巨人の怖さが不気味であり人間の立場が絶望的でありミステリーの部分 も気になる。この漫画を読むとまさに一撃にされます!」

    「いやぁ~、あえて2次選考にも残ると思い、外そうと思ったのですが、やっぱり素直にならないといけない と思い選びました。1巻の衝撃は、凄かったの一言につきると思います。1巻が発売されてすぐ、まだ話題 になる前に、たまたま表紙のインパクトに引きこまれ買ってきてもらったのですが、その拍子に負けずと劣 らずのストーリーにぶっ飛びました。見事に読み手の予想を覆したストーリー展開、とにかく1巻目のイン パクトにつきると思います。まだまだ、いろんな作家さんが出てくるなって、感心しました。」

    「設定も絵もすごい。この作者の脳は宇宙につながってると思う。」

    「久しぶりに、漫画を読んでいる部屋に緊張感がはしった。早く次のページ、次のページが読みたいと一気に 読んでしまう。そして予測できない展開。架空の世界が、実際存在するかのように細部まで考えられている かが伝わってくる。んー早く続きが読みたい。」

    「すでに十分話題になっているが、絵の荒々しさ、物語もぱっと見、同じく荒々しく感じるのに続きが気になっ て気になって、今一番続きを読みたくなっている漫画です。」

    「人が巨人に喰われる世界。捕食される恐怖、絶望、かすかな希望。想像を超える物語です。すでにたくさん評価されてるけど、入れざるを得ない面白さ。この先どう展開していくのか全くよめません! 恵文社バンビオ店 文芸書・文庫担当 / 大瀧 彩子まさに王道少年漫画!衝撃的!こんなにわくわくする漫画は久し振り。「寄生獣」を初めて読んだ時の感覚 に近いです。緊迫感と絶望感、そして恐怖感満載。世界観と心理描写が素晴らしい!どのキャラクターにも 感情移入がしやすい。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、1 巻前半のエレンの母親の台詞で「あ... い...行かないで」って言うシーンがあって、それが凄くリアルで、人間臭くて。その部分だけでも大絶賛し たいくらい。母親が子を守るシーンって結構色んな漫画で出てきたけど基本的に母親を美化し過ぎる気がす るからさ。母親だって人間なんです(当たり前だけど)。恐いものは恐いんです。そんな感じで今連載して いる漫画の中で一番続きが気になる漫画!」

    「高さ 50m の壁にぐるりと囲まれた街。人間は外の世界を知ることのないまま、鳥籠のような街の中で一生 を終える――。謎の巨人たちによって人類は喰い尽され、生き残った者たちが築いた壁によって 100 年間 平和を享受してきた世界。しかし今、壁を超える超大型巨人が現れたことでこの平穏が崩れることに!絶望 的とも思える巨人 vs 人間のバトルシーンの緊迫感や作り込まれた壮大な世界設定、登場人物たちの心の叫 びに圧倒され、「これからどうなるんだろう!?」っていうドキドキ感を味わわせてくれます。とにかく手 に取ってみてください!特に 1 巻の終わり方には意表を突かれます。この終わり方で続きが気にならないは ずがない!」

    「巨人がせめてくるというストーリーがまずキャッチー。最近何かと話題に上がっているので、話題性も高く、 今年のマンガ大賞にはぴったりかなって思います。」

    「久々にワクワクする漫画。最終的な完成度に多いに期待!!!」

    「なんなんだコレはと思いつつ、止まらない作品。巨人と人間の関係を深読みすると、人間関係での心のふれ あいにも共通してくるのかもしれないなぁ・・・なぁんて考えちゃいました。」

    「いろんな意味で衝撃的。」

    「設定のインパクトと絵が凄い !!」

    「コタツでみかん食いながら、ごろごろしてモンハンしていると、人間がヒエラルキーのトップで ̈ 人間様 ̈ であることを疑いもしなくなりますよね。純粋な力をもつ動物という目線での自分達の弱さを忘れてしま う。だから自分より強いものが現れたときに醜い部分、弱い部分をもろに出すのだろうなー。今のところこ のマンガには絶望感と巨人の気持ち悪さがあふれてます。でも続きが気になります。ハッピーエンドになる ことをいろるばかり。少年誌なんだからその可能性はまだあるはずだ…。」

    「1巻からぶっ飛んでます。とにかく1番でした。巨人たちの表情、喰われていく仲間、絶望的な戦況でしか も食糧不足の危機。恐怖に負けて戦線から離脱しようとする兵士を踏みとどまらせる隊長の言葉。読んでる 最中はきっとかなり目を見開いてまるで巨人の様な顔をしながら読んでいたと思います。きっと自分だけ じゃないと思いますし、これから読む人たちも絶対そうなると思います。」

    「文句なしの一位。絶対的強さをもつ巨人から生まれる、驚異や絶望感。そして、人がただただ喰われていく 様は、リアルな恐怖感を感じました。」

    「巨人が理由なく人間を補食する世界を描いた SF 巨編。予想不能な展開で、文句なくおもしろい。食べる、 食べられるをつきつめて描き「フードまんが」の傑作になる予感。」

    「未読だった為今回の審査の為、とりあえず 1 巻だけ買って読みました。...1 巻だけ、とか無理です。すぐに 2 巻、 3 巻を読みたくてたまらなくなりました。10 年後に名作と呼ばれ、読まれ続けるかは今後の展開にもよる と思いますが、今現在、勢いがあって面白いのは間違いないと思います。とりあえず、個人的に今後も買い 続けてしまう率は一番高そうです。」

    「文句なしに、今一番わくわくしています。絵の荒さすらも勢いを出している気がします。」

    「今とにかく売れているコミックなので悩みましたが、自分の心に正直になろうと思い選びました。読んだ時 の絶望感は半端なかったですが、救いないマンガとも思いましたが、その世界観で生きる主人公たちが絶望 しながらも諦めず、生きることに、倒すこと駆逐することに執着しているのがすごい。絶望だけでなく、小 さい希望もちらつかせているところが読ませるなぁと入り込んでしまう。今熱いコミックといえばこれで しょう。読まねばならぬコミックです。」

    「もうすっかり有名な作品になったけれど、この作品はやっぱりすごい。久しぶりに、漫画を読んでいる部屋 に緊張感がはしった。早く次のページ、次のページが読みたいと一気に読んでしまう。そして全く予測でき ない展開。架空の世界が、実際存在するかのように細部まで考えられているかが伝わってくる。んー早く続 きが読みたい。」

    「人間のリアルを体感できる一冊。城壁の中での安住に疑問を抱き、巨人を駆逐しようとする衝動など描写が 秀逸。主人公は精神的に完璧な主人公ではなく、この点では現代のメインとなる人物像として共感がもてる。 人類の存亡を賭けて巨人と闘う主人公としては最適なモデルであり、巨人との戦闘には大きな興奮と達成感 が味わえる。」

    「とにかく少年マンガとしてとても新しい。」

    「なんだかんだ言ってもやっぱり 2010 年はこれを無視するわけにはいかんでしょうということで。ぶっちゃ けひさかたぶりの「少年マンガ」の大ヒット作品なんじゃないでしょうか。次の巻が待ちきれなくて、やき もきするのがマンガの醍醐味であることを思い出しました。絵にとっつきにくさはあるものの、そこがま絶 妙な味になっていることも事実。「絶望」の先にあるものを知りたい方にぜひ。巨人おっかないよねー。」

    「絵は B 級ですが、世界観、ストーリーが S 級。まだ3巻しか出ていないので今後どうなるかはわかりませんが、 現時点では続きが気になるコミック NO.1 です。」

    「やはり最高に設定も、絵も最高です。この漫画すごいとのヒトコト」

    「巨人が理由なく人間を補食する世界を描いた SF 巨編。予想不能な展開で、文句なくおもしろい。食べる、 食べられるをつきつめて描き「フードまんが」の傑作になる予感。」

    「絵より、マンガそのものより作者の勢い、攻めの姿勢がマンガに乗り移っている。面白い。」

    「発売されたのを見た時の表紙のインパクトは何とも言えないぐらい凄くて、すぐに知人に買ってきてもらい ました。そして中身を読んでみて、ストーリーが表紙以上のインパクトで次の巻をすぐ読みたくなりました。 イラストは粗削りですが、勢いがあり魅力的です。そして、韓国でも先日発売されて、あっと言う間に話題 になり、すぐに重版がかかりました。日本よりも漫画が売れない韓国で、これだけ話題になるのは珍しいです。 世界で売れている作品を薦めない訳にはいかないでしょう!今年、ナンバー1は、この作品にしたいと思い ます。」

    「やはり選ばないとダメでしょう。1巻を読んだ時の衝撃は忘れられません。売れ行きを含めても2010年 を代表する1作になったのではないかと思います。」

    「本年度、最も印象的で楽しめた。絵のヘタさが逆に味をだしていて、巨人に攻撃をする時の腕の曲がりっぷ りはたまらない。ストーリーもこれから、まだまだ、もっと面白くなるような気がして 2011 年度もめが話 せない作品です。」

    「この先、絶対に面白くなるだろうと期待させられるエネルギーがすごい。」

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