選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞

『刻刻』堀尾省太

  • 刻刻(3) (モーニングKC)

  • 「これもまた衝撃を受けた 1 冊。時が止まった世界(止界)で物語が進む。最初意味が分からなかったけれども、 読んでいるうちに、その緊張感あふれる展開や謎めいた生物、そして主人公達を狙う謎の団体、主人公の力 の覚醒などなど引きこまれる展開にページをめくる手が止まらなくなります。このすごい漫画を読んで同じ 気持ちを味わってほしい!」

    「時が止まった世界の中で起きる予測不能な展開。そんな荒唐無稽な世界でも登場人物たちにリアリティを持 たせることで、説得力をもたせてる。特に暴力の描き方がうまい。 細部までしっかり考えられて描きこまれ、 構成されているので何度も再読して、そのテクニックを楽しむことができる。」

    「この世界観がたまらなく好きです。今後の展開が最も気になる作品。」

    「限られた人しか入れない、時が止まった世界、止界の中でのお話。何かアクシデントが起きた時に読んでい るこっちもハラハラしてしまうので息遣いが荒くなるマンガでした。」

    「この世界に入りこんだらどうしよう...って漫画なのにそこまで本気で考えてしまいました。引き込まれてる 証拠です。「人とは違う能力」「対立するもの」がを含みながら実は「家族の物語」だと思うのは深読みしす ぎでしょうか。とまあ難しいことは考えずハマってほしい作品です!」

    「刻刻のこくは、慟哭のこくですか?漫画好きには「寄生獣」を彷彿させる作品。最近流行のパニック系かと思いきや、もうちょっと深い何かがある...気がする。おもしろい。読むなら今かな。 」

    「発想、展開どれをとっても素晴らしい。1巻の男性陣の駄目さ加減と3巻でもまだイマイチ駄目な男性陣。 いつかカッコよくなるのか、そこにも期待している。」

    「もっと早く読んでおけばよかったー!」

    「一瞬の非現実世界を舞台に現実的に展開される物語。3 巻にして、徐々に解明されつつある謎も、さらに深 まるばかり。マンガとはこうあるべきだと気づかされました。是非読んでいただきたい傑作です。」

    「1000 分の一秒をさまようこのマンガは、敵も味方もルールから模索する。一つ一つのルールが明らかになっ ていくにつれ、単に敵味方でない思惑が交差し、複雑な関係を織り成していきます。ただのミステリアスで ない、またただのドッキリなマンガではない、果てしない緊張感が楽しめるマンガです。ていうか、次の巻 を早く読みたい!!!!!(超気になるところで終わりすぎ!!!)」

    「止まった刻の中で描かれる『自由』と『束縛』。ひとつひとつ語られていく真実がその刻の中に生きる人々 の人生を左右していくさまに、心地よい緊張感を抱きながら読み進める快感!次のページで何を仕掛けてく るのか?そういう期待にページを捲ることが本の持つ醍醐味でしょう。そういうことを実感できる1作でし た!」

    「まだ 3 巻までしかありませんが、これからますます面白くなると確信しています。今続きが最も気になるマ ンガです。」

    「自分はコミックス派なのでこの発売スピードはとても悶々とします。こんなに面白いのに殺生でございます。」

    「刻が止まった中で、動く世界と止まった世界の不思議な描写がうまい。さらに、止まった世界「止界」にはルー ルがあるという斬新な設定に圧倒されました。読み出したら止まらない衝撃。先が気になってしょうがない コミック No.1 です。」

    「この作品の世界のいろんなことを理解する前に、どんどん展開していくストーリー。おいてけぼりなのは時 間が止まったせい?家族 VS 宗教団体、攻守が目まぐるしく入れ替わり、それぞれの感情が交錯するとき、 また、何かが起こる。息をのむひまも与えてくれない超一級のサスペンス。ふわー、こりゃあすげえや。な にがなんだかよくわからないまま巻き込まれた人たち ( 主に家族 ) の気持ちになって読むと、激しく共感す ること請け合い。」

    「何と言うかもう、設定もテンポも素晴らしい。審査のために初めて手に取ったが、絶対続巻も読むだろうね。 IT系企業経営・元漫研編集長 / 平田 淳
    時が止まった世界の中で起きる予測不能な展開。そんな荒唐無稽な世界でも登場人物たちの心情や、行動に リアリティを持たせることで、魅力的なストーリーになっている。特に暴力の描き方がうまい。細部までしっ かり考えられて描きこまれ、構成されているので何度も再読して、そのテクニックを楽しむことができる。 先読み不可能なストーリーこそマンガの真骨頂。」

    「細やかなディテールと確かな構成力。本当にこれが連載デビュー作?末恐ろしい新人作家の、緊張感あふれ る SF ミステリー作品。場面展開を自宅から数キロ以内の狭い範囲に絞り、限られた人数の中で進めていく 形は、舞台演劇を彷彿とさせます。緊張の連続で、ページをめくるスピードと心拍数はどんどん上がっていく。 まさに目が離せない作品です。」

    「刻刻と...。タイトルからは内容が想像も付かなかった。1 巻目、ためしに読むと次が気になって気になって。 流行のパニックモノでありながら、ミステリー要素も含んだ作品。これは素直に「おもしろいよ」って薦め られるのがいい。」

    「絵は粗いところもあるが、息つく暇を与えない手に汗握るような緊張感がすばらしい。」

    「刻刻と...。タイトルからは内容が想像も付かなかった。1 巻目、ためしに読むと次が気になって気になって。 流行のパニックモノでありながら、ミステリー要素も含んだ作品。これは素直に「おもしろいよ」って薦め られるのがいい。」

    「フィクションにおける奇想、は何のためにあるのか。それは、奇想を梃子の支点にして、普段では見えてこ ない、人間のリアリティをこじ開けるためにあるのだと思うのですが。この作品の奇想は、そのテコでその 蓋をこじあけちゃうの? と人間のあまりに意外な面をつきつぎと剥ぎとってみせます。誤解を恐れずに言 うなら、いま一番デスノートに近い作品です。」

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