選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2018一次選考作品

『青野くんに触りたいから死にたい』椎名うみ


青野くんに触りたいから死にたい(2) (アフタヌーンKC)

「読み切り漫画で椎名うみ先生の存在を知り、次回作もしくは連載を待ちわびていました。どんどん不穏になっていく空気感、特に汗をかいたりするシーンが好きで、一緒に息切れしそうになります。物語の最後はハッピーエンドが勿論好きですが、この主人公に関しては、そんな期待をむしろ裏切られたい欲求もあります。最後に、主人公の優理ちゃん......パン食べる姿可愛すぎません?」

「2巻でさらに進化している!奇をてらっているわけではないのに、要所要所で新しさ、意外性をふっと入れ込んでくる...というのがすごい!短編集(『崖際のワルツ』)もすばらしかったし、作家としての今後がとても気になる。」

「「事故死した恋人が常にそばにいる」というあらすじから、ラブコメだと思って読みだした。しかし、ホラーでした。こわいよー、こわい。ひいっ!って声出したよー。エロくてクスって笑えて怖くて先が気になる!」

「「恋する女の子の表情を描くのに命をかけている感じが好きだなあ......」なんて思って読んでたら、この怖すぎる心霊描写! 恋愛の一途な感情って、確かに少しずれれば病的で歪なもので、それが理解不能の深淵を覗くようなホラーと共に語られるものだから、切れ味が鋭いのなんの。油断して読めません。」