選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2016一次選考作品

『賭ケグルイ』河本ほむら・斎木桂


賭ケグルイ(4) (ガンガンコミックスJOKER)

「ギャンブルをやらない者にとって、ギャンブルを題材にしたマンガはある意味、ギャンブルの疑似体験をさせてくれるという抑えがたい魅力がある。賭けグルイは、更に強烈なキャラクターと美少女の要素を追加!なんという娯楽作品・・・!主人公夢子のなぞめいたかわいさとギャンブル狂いぶりが毎巻増していて、どんどん面白くなっていく予感が。生徒会長との対決がこれから楽しみ!!」

「この賞にふさわしいとは言いがたいんですが、非常に好きな作品。主人公の夢子がそもそも「ギャンブル依存症」気味ということで、従来の独創ギャンブルマンガとは一線を画した感じ。勝負するのが美少女ばっかで、しかもどんどんホラーじみてエスカレートしていくあたり、退廃的で淫靡なムードも漂いますが、実はきちんと「学園青春もの」の枠内に収まっている。負けた方がちゃんと人間的に成長するんですよね。日本人ほど負けて損するのがイヤで、ギャンブル嫌いの国民は世界でも珍しいんだとか。「勝負強い人間を育てるのが教育方針」という高校は、経済界で本当に期待されそうでコワイです。」

「人生を賭けたギャンブル。そんな勝負を自分の代わりに主人公の夢子がしているような気分で読んでいます。脳汁が出る作品です。」