選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2015ノミネート作品

『ボールルームへようこそ』竹内友


ボールルームへようこそ(7) (講談社コミックス月刊マガジン)

選考員コメント・1次選考

「競技ダンスを題材にした漫画。競技ダンスに無知でも元々興味がない人でも興味を持たせてしまう面白さ(私はこの漫画を読んで実際にプロの方のダンスを観てきました(笑)。ダンスシーンの躍動感のある描写と迫力、ダンサーの表情、読んでいて胸が熱くなる。ゾクゾクする。自分を奮い立たせたい時に読みたい漫画。」

「すでに7巻なので最後のチャンスかと思い一票。絵柄、演出、キャラクター、セリフ、何もかもが高水準。スポーツとしての競技ダンスを究めれば究めるほど「カップルの一体感とは何?」というテーマに行き着く。恋愛要素がほとんどないのに、ダンスシーンが身もだえするほどエロい(よい意味で)のが大好き。誰も描いたことがない世界を描く作者の手腕は、高く評価されるべきです。」

「一気にまとめて読むことに醍醐味を感じられる作品。単行本がまとまってきたので一気読みをすすめたい。」

「まさに少年誌の王道を行く、『はじめの一歩』的成長物語マンガ。モチーフは少年誌からは少し縁遠い社交ダンスだが、主人公が決して「器用ではない」ものの、ある種の「才能を持ち」、「前に進む」主人公はいつの時代も心を通わすことのできることを教えてくれる。これまでのところ、ゆるやかなテンポで進んでおりますが、たまに物語のテンポをグッと上げていただけると一読者としてうれしゅうございます。」

「競技ダンスもの胸アツマンガ!ダンスシーンの臨場感は半端ないです!
ダンスを始めたばかりの素人だけど、キラリと光るものがる、、、的な、ザ・王道ストーリーでありつつ読ませる!とにかく画面の構成がすばらしい。流れるように読めて、本当にダンスの躍動感が伝わってきます。」

「肉体/心理描写が圧倒的。」

選考員コメント・2次選考

「読むと元気がみなぎってくる。
競技ダンスの魅力を二次元の中でもよく表現できている。
主人公のみならず、ライバルや脇役へも愛着が湧いてきて、今後の展開も楽しみである。」

「とにかく勢いがすごい!次から次へとページをめくりたくなる。彼らの成長に今後も期待!」

「社交ダンスの世界は華麗なイメージとはうらはらな激しい競技。躍動感と色気を感じさせるダンスシーンにドキドキします。でてくるキャラみんながどんな風に成長していくのか楽しみです。」

「巻数も揃い、今がまさに読み時=旬って思える作品!!!!!!! 紙面から沸き立つほとばしる熱さに、気持ちがグイグイと揺さぶられます。読まないと本当に損するからねー」

「「社交ダンス漫画なんて興味ないよ」なんて言う人や読むかどうか迷っている人がいるなら、とりあえず一度読んでみろ!と自信を持って薦められる漫画。」

「競技ダンスを通じた主人公の成長に引き込まれていく。日常に高い目標があることの意義を改めて感じさせてくれる作品。」

「ヘタレ男子だった主人公が、ひょんなことから足を踏み入れたのは競技ダンスの世界。思わぬ才能を発揮し、瞬く間に成長していくのはある種、王道とも言えるストーリー展開ですが、興味深いのはパートナーである女性の踊り手との関係。リードし、リードされ、ぶつかり合って成長していく。その熱量に引き込まれ、揺さぶられる。なんだかパッとしない気分のときも、読んでいるだけで元気になれる。そんなエネルギーに満ちた作品です。」

「とにかくスピード感!
そして読んでいるこっちもそのスピードに巻き込まれていって呼吸が苦しいです。笑」

「競技ダンスのマンガです。ボールルームなんて言葉も知らないよ、という人でも大丈夫。マンガを読み進めていくうちに、ダンスをまったく知らなかった主人公と一緒に、少しずつ競技ダンスの面白さがわかっていきます。絵に躍動感があり、とくにダンスのシーンを読み終えた後は、自分が踊ったわけでもないのに足の裏が熱くなっているような気がします。」

「会場に充満する選手たちの熱や汗が伝わって来ます。登場人物達がとにかく魅力的なので、それが踊るんだからたまらんですよ。」

「序盤、この作品のこういうところが好きだ/面白い、と感じていた部分を、最近も感じることができるかというと、少し違った楽しみ方になっているとは感じている。けれど、この不思議なアツさは、他の作品では得られない感情なんじゃないだろうか......と思いもする。すごく普通なようで、すごく独特な作品だな?、と。」

「肉体そのものの表現力が素晴らしい。」

「泣けるなぁ。アツいなぁ。」

「社交ダンス習いたくなる。」

「ダンスを知らない人が読んでも、文句なく楽しめる。作品から熱量が感じられる。」

「自分にはなにもないと思っていた少年がのめり込むものを見つけて努力と才能でその道を駆け上がる、そんな王道少年マンガはついついページをめくる手も汗ばむってもんです。久しぶりに通して読んでテンションがあがり台所でターンをしたら、左手の甲のよこっちょを椅子の背もたれの部分にぶつけアザができました。それぐらいおもしろい作品ということだと涙目になりながら改めて思いました。」

「この熱さ、躍動感、表現力、妖艶さ、そしてスポーツ独特の熱血と努力。素晴らしい表現力で、マンガ大賞に推薦できる最後のこの機会にやはり選んでしまいました。
もっともっと読者を増やしたい作品。」

「昨年の時点から比べ、今年の選考期間中の内容ですごくプラスアルファがあるという感じでもないですが......。
そろそろ何かしら賞を受賞しても良い時期かとも思います。」

「このマンガを読むときの感覚は、マンガを読む時の感覚というより、スポーツをしている時の感覚に近い気がします。それほど、このマンガのダンスシーンの臨場感はすごいのです。私はダンスは全く知らないし、踊ったことなどもちろんないのですが、そんな私にも、ダンスを踊っている主人公の情熱や喜び、ダンスを愛する心といった、主人公の感情が強く押し寄せてきて、自分が踊ったような気分になります。心に熱い炎をともしたい人にお勧めのマンガです。」