選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2014ノミネート作品

『僕だけがいない街』三部けい


僕だけがいない街 (3) (カドカワコミックス・エース)

選考員コメント・1次選考

「要素に還元するとぜんぜん魅力が伝わらないため、「とにかく読んでみて」しか言えないマンガの典型でした。早く続きが読みたい。」

「犯人は誰なんだ?とこれからの展開がたのしみな作品。」

「よくあるマンガ家志望ものかと思ったら、超能力でサスペンスでタイムスリップ!? ガンガン物語が加速し、緊張感が高まり、先が読めない。なんだ、これは......! ぶちまけた伏線の数々をどう回収していくのか、続きが早く読みたくてたまらない。」

「1巻から「この先、面白くなるんだろうな」と予想させる"何か"がありましたが、その予感の通り2巻で自分の中で爆発しました。独特な視点と独特な描写で引き込まれます。変な表現かもですが、特に魅力的でもなんでもないキャラが多いことが逆に魅力的というか、作品を味を深くしている気がします。今、自分的に「次が一番読みたいマンガ」です。」

「自分ではコントロールできない、時を遡る能力を持った主人公という設定は、下手をするとご都合主義にしかならないが、読んでいてもそう感じない。それだけで作者の構成力のすごさは分かるが、さらに毎回単行本の最終話は次巻への引きになる急展開で終わるなど、読み始めると続きが気になって仕方がないミステリー漫画。」

「タイトルが地味なので気づくのが遅れたが、ページをめくらせる力は昨年随一とも言える、すごいヒキの作品。ちょっとゲームノベルっぽいダークな時間遡行テーマですが、シナリオが非常にうまい。少々古くさい感じの絵も、情感を盛り上げるのに一役買っている。3巻目が出た今が読み時だと申し上げておきます。」

「単なるサスペンスではなく、そこに「愛」がある!よくあるタイムリープ×連続殺人解決もの・・って設定だけ見ると思ってしまうけれど、読むと全然違っている。主人公や主人公の母、そして友人たちの心の動き。主人公の悟かかつて見落としていた愛に気づくという流れは、物語により一層深みを持たせてて、どんどんキャラクターに愛着が湧いてきます。「僕だけがいない街」のタイトルが意味深。先が気になるー!!」

「一次選考にあたり、未読だったコミックスをまとめ読みしたところ、急浮上した超本格サスペンスマンガ。練りこまれた設定や展開に加えて、ページごと訴えかけてくるような強烈な臨場感と疾走感。小ネタに走らず、ごまかしもあざとさもない。正攻法で作中の世界観にグイグイと引きずり込む。さすがというほかない。もしかすると、近年のマンガが失っていた何かを取り戻してくれるかもしれないと期待してしまうほどのスケール感。マンガ好きはもちろん、マンガ嫌いにもぜひすすめたい。現3巻続刊。」

「今、一級のサスペンス漫画。時を超えながら、次第に明らかになっていくストーリー。1巻読み終えた後、「つづきをーーーー!」と悶絶することは多々ありますが、これもまた悶絶しながら地団駄踏んだ一作。(まぁ中途半端に続きを知るくらいなら次巻を我慢するけども)」

「すみません、感想を書こうと思ったのですが悩んでいるうちに時間がなくなってしまいました。ただ、間違いなく今一番続続きが気になる漫画です!!」

「良作!」

「これもいいですよねー。つづきが気になる度でいえば、2013年マンガ大賞対象作品の中ではダントツかなあと。巻がすすむにつれ、私の思惑のななめ上をいってくれるサスペンス感がたまらんです。どうなるんですかね。てか、どう転がるのが正しい物語の収束なんでしょうか?ハッピーエンドともバッドエンドとも予想がつかないこの感じ。きーにーなーるー。」

「この話、本当に先が読めない。少しSF的で、推理の要素も入った、だけど、少しずつ自分を変えることで、過ぎてきた哀しい時間をも変えようと奮闘する人間のお話。本当に、どうなっちゃうんだろう・・・。」

選考員コメント・2次選考

「あまり読まないジャンルなのでマンガ大賞のため、と読み始めましたがあっという間に3巻まで読んでしまっていました。なんなんだろうこの面白さ。続きください!」

「現在と過去が錯綜するが、混乱することなくストーリー展開に引き込まれる。人を思いやることが伝わってきて温かさを感じる場面がいくつもある作品。」

「今回の選考で唯一ドキドキした作品でした。1巻ではタイムトラベル系かと思いきや、そうでなく。3巻ではまるで小説のような描き方に思わず唸りました。こういう作品が注目されるようになるのは嬉しいですね!4巻に期待高まります。」

「一次選考の時からも自分的に激推ししている作品なのですが、本当に「続きが読みたい」という気持ちが非常に強くなる作品です。今も続きが読みたくて仕方がないです(笑)」

「マンガを読んで久々に衝撃受けました。ストーリーもとても面白いのですが、それだけではなくて読むこと自体が普通にマンガ読むのとは違う体験というかなんというか。主人公のモノローグが多いからか、小説を読んでいるような気もするのですが、テンポがよくて確かにマンガなんです。小説とマンガの中間のような絵小説という感じ。練られた物語がこんな体験とともに進んでいくので、もう先が気になって気になって。こんなに続きが気になるマンガあまりないんじゃないと思います。」

「ゲーム的な楽しみ方ができる漫画です。先が気になるように随所にギミックが散りばめられており何度も読み返し先を想像して、先を読んでみたらまた謎が増えて!を繰り返す漫画です。今季一番"早く先が知りたい"と思わせてくれる漫画です。」

「練りこまれた設定や展開に加えて、ページごと訴えかけてくるような強烈な臨場感。小ネタに走らず、ごまかしもあざとさもないのに、どうにも目を離すことができない。作中の世界観にグイグイと引きずり込まれる。もしかすると、近年のマンガが失っていた何かを取り戻してくれるかもしれないと期待してしまうほどの圧倒的なスケール感。次巻が、そして結末がどうなるか楽しみで仕方がない。マンガ好き、マンガ嫌い、どちらにもぜひすすめたい、超本格サスペンスマンガ。」

「SFとサスペンスの見事な融合。もう一度やりなおせばなんとかなるのかならないのか!?全く着地点が見えないだけに、つづきを心待ちにしている作品なんですよ。」

「とにかく面白くて止まらない!テンポもよく、時系列も様々で、いい意味でついていけなくて。。。そんな裏切られる感じが最高です!老若男女問わずにはまれて熱くなる作品です」

「今、最も先が気になる漫画。なにより各巻のひきがうますぎる。全力で薦めたいが、この待ちきれない思いを他の人にも味合わせるのは心苦しい。」

「なんて説明したらいいのか、よくわからないんだけど、とにかく読んでほしい。そんなマンガの勧め方はするのもされるのも、ごく親しい相手に限る。どちらかというと、苦手なやりとり。でも、そう言わずにいられない作品に出会ってしまった。しがない青年の物語かと思えば、超能力めいた力が登場し、ミステリー要素が加わり、さらには時空を超える。「こんな感じのマンガ」の枠に当てはめるのが難しくて、説明するのが難しくて、やっぱり「よくわからないんだけど」なんて言いながら誰かに勧めてる。勧めたくなる一冊です。」

「完結してから読むのでは遅すぎる! 謎が明らかになる前の「今」だからこそ面白い本格サスペンス!」

「主人公の特殊な力による過去と現在の関係が非常に上手で、とにかく次の話への含みというか期待のもたせ方が非常にうまく、この先の話がどうなるのか、気になってしょうがないです。この黒幕の犯人は誰?と思いつつ、ページをめくってしまいます。あと、お母さんのキャタクターがいいです!とにかく、「次の巻が早く読みたい!」と思わさせてくれる作品です。」

「普段、ミステリーやサスペンスなどの小説はあまり読まない自分ですが、この漫画は読み始めたら止まりませんでした。タイムスリップものかぁなんて思いながら読み始めて数分後、入り込んでしまいました。いやいや先は気になるし、ミステリアスな部分は多いし、ドキドキするサスペンスな部分も程よくあるしで、バランスのとれた素晴らしい作品です。小説好きな人も満足出来るんじゃないでしょうか。タイトルの意味も含め、犯人や散りばめられた伏線が回収されていく今後の展開が楽しみでなりません。新刊出る度に前巻読み直しましょう!」

「描くのが難しい、技量が必要とされるタイムリープ作品。本作では再上映(リバイバル)という能力名になっていますが、その能力を頼り、使いながらもそのせいで事件に巻き込まれたり苦悩して行く主人公の心情をとても上手く描き出していると思います。それぞれの時代に、その随所に散りばめられている伏線の量が半端なく、ちゃんとした設計図が無いと描けない作品。読み応え十二分です!」

「このマンガは去年いろんな人に面白い面白いと聞いていたので、この機会にちゃんと読めて良かったです。どうなるか全然分かんない!新しいキャラクターがでてきたら全部犯人に見えてしまう!ハラハラドキドキ読みました。これもこれからが気になる~」

「とにかく読者をハラハラさせる、その技量の高さに圧倒された。まさに「ページをめくる手が止まらない」というヤツ。」

「「そう言う展開なんですか...」と思わず呟きたくなる【時が巻き戻る】がこのストーリーの重要なキーワードであるが、読み始めると【もう、巻き戻る事は出来ません...】」

「3巻ラストで「ここで終わるとは殺生な!」と叫んでしまった。人間関係に的を絞ったミステリーなので、絵的な見せ場が作りにくいはずだが、これだけ面白く読ませるのは練り込んだネームのうまさ。(「冗談に決まってるべさ」「バカなの?」等々...。)過去の未解決事件にタイムスリップを絡ませたストーリーはやや既視感がありますが、ダークで絶望的な雰囲気の中にも「人を信じる」というテーマがしっかり描かれているのは好感。タイトルは地味だが読めばジワジワ来ます。」

「ものすごく面白いのにものすごく怖くて、続きが読みたいのに読みたくなかった。次第に真実が明らかになる一方で、新たな謎が深まっていく、上質なミステリ。真実は?犯人は?何より、なぜ罪のない少女(たち)が殺されなければならなかったのか?全てが明かされるまで、丁寧にじっくり描いてほしい作品。」

「過去に戻ってやり直す・・・だけではなく、過去の事件と、現在がリンクしていて、しっかりと組みたてられたサスペンス要素に引き込まれていく。」

「考え抜かれた設定とストーリーで、どんどん引き込まれました。」

「今一番嵌ってるタイムトラベル(?)サスペンスです。うおおお!どうなるんすか!どうなるんすか!一体犯人は誰っ!?そして結末はどうなるんでしょう!?絵がとにかく上手くて漫画もサクサク読めてみなさんにお勧めしたい作品です。早く続きが読みたいです!」

「これからの展開が今、一番気になっています!3巻の続きが早く読みたい!そんな飢餓感にも似た感覚を味わいたい人は早く読んで!」

「ドキドキドキドキドキドキ‥まるでサスペンス映画を見ているかのようなスピード感続きが気になって気になって仕方ががありませんでもそんなに本屋さんで大きく並んでなかったり置いてなかったりなので、ここでいっちょ、面白さを知ってもらって新刊が手に入りやすくしたい笑」

「お、おもしろい......。」

「以前、ある編集さんに聞いたお話で、物語にドラマを生まれる要素として、4つの要素を教えてもらったんですが、それは...成長する物語、恋愛の物語、復讐する物語、謎を解く物語、ということなんですが、この作品は謎を解く要素をベースに、母親と友達を殺した者に対する憎しみ(助けられなかった悔しさ)、その者たちへの愛、そしてそれを通じて成長する心、と様々な要素が絶妙に交じり、本当に読み応えがあるドラマが描かれ、どんどん惹きこまれました。次が楽しみ、早く読みたいという作品です。(「菜々子さん」も大好きです!)」

「毎巻ラストの次巻が気になる構成がうまい。1巻ごとに謎の提示と、ヒント、謎を解決しつつ新たな謎が生まれる・・・を繰り返し飽きさせない。良質のミステリー。とにかく次の巻が待ち遠しい。」

「歴史改変SF? フーダニットのミステリ? 逃亡サスペンス? そのどれでもあり、どれでもない。この先どうなるのか、ただそれだけが気になる。」

「先が全く分からないけど、ぐいぐい読み進めさせられてしまう。そして絵が丁寧で綺!」

「同じ時間をやり直す、という設定を巧みに使った緻密なサスペンス。後悔を抱えて生きてきた人間がもう一度「生き直す」機会を得る、というドラマにもなっているところがお見事。ただ、警察やマスコミの描写が作劇の都合でリアリズムを少々犠牲にしている感があって、そこが惜しい。」

「1巻の最初はモノローグが多すぎて大丈夫かなあと思ったら、全然展開が読めなくてすごい。どうなっちゃうのこれ。」

「続きが楽しみな一作。現時点では謎が増えるだけ増えているという感じですが、それがどう解明されるのか楽しみ。今後の展開を皆で見守りましょう。」

「時間を転移するお話に最初はSFや超能力っぽい話なのか?と思ってたんですが、そんなことないですね。3巻で話が急展開してホントの犯人を追いつめるのにどうなっちゃうの!?犯人は誰なの???絶対すでにココまでの巻で出ている人にいるはずなのに~。どうやって今の逆境から犯人に辿り着くのか、ドキドキしてます。」

「以前の推薦文にも書いたのですが、この先どうなってしまうのだろう・・・と思わずつぶやいてしまう、まったく先が読めないストーリーが凄い。続きが読みたくて仕方がないです。」

「ほんの数分後の未来が断片的に見えてしまう主人公という設定で、これだけ複雑に物語を交錯させる事が出来るのかという驚きは、レザボアドッグスとパルプフィクションの発表がハリウッドの脚本業界に与えた衝撃のようで、クライムサスペンスとしても一級の作品ではないかと。ややもすると入り組みすぎて読者を放置してしまうような情報量を丁寧に裁き、興味を惹きつけつつ謎を継続させていく上手さに脱帽です。」

「シンプルに面白い!続きが気になる作品としてはダントツ押し。ちゃんと納得のいく終わり方できるのだろうか・・・それとも・・・早く続きが読みたい!」