選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2014一次選考作品

『デストロ246』高橋 慶太郎


デストロ246 3 (サンデーGXコミックス)

「高橋慶太郎が「ヨルムンガンド」シリーズの完結に続いて描き始めた「デストロ246」の容赦の無さは、2巻3巻とエピソードを重ねるごとにより鮮明に、より激しくなっていく。女子高生でありながらも、その平穏な日常と不穏な裏家業をかき分けるような作為は行わず、敵と見なせば殺し、ライバルだと見なせばやっぱり殺していく少女たちの姿を、どこまでもどこまでも追いかけ描いていくストーリー。第1巻で抱いた、戦場ではなく東京なり横浜といった身近な舞台で、女子高生という分かりやすい存在が、あり得ない性格とあり得ない体技であり得ない殺し合いを演じることへのギャップはもはや無い。というより無くさせられた。読み終えた時にきっと誰もが、目の前を歩く女子高生のふところには拳銃が、ふとももにはナイフが忍ばせてあるに違いないと思えるだろう。あるいは猛烈な毒薬が。」

「凶悪で凶暴でクソ恐ろしい3K女子高生の殺し屋たちが、殺して殺して殺しまくり!気に食わないことがあっても少しくらいはガマンしなさい!とか言おうものならきっとあの世行きです。派手な銃撃戦、緊張感あふれる接近戦、スピーディーなアクション!1巻の帯のコピーにもありましたが男はザコ!と思わずにはいられない1冊です。」

「人が簡単に死んでゆく漫画は好きではないのにこの作品はなんで好きなのか自分でもよくわかりません。出てくる女の子は可愛いですがアウトレイジ以上に残酷で口悪いです。それなのにこの子達の部下になりたいと考えてしまうのは僕以外にも全国に沢山いるでしょう。」