選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2012一次選考作品

『あの日からのマンガ』しりあがり寿


「「2011 年」という特別な一年を振り返って、1位は本作をおいて無い。あまりにも無慈悲な現実に対して、マンガ家が己がペン一本で戦う覚悟を見せられた。いま描かずにいられない思いを込めて描かれたマンガ。これはまさに「祈り」だと思う。」

「しりあがり寿が震災を題材に描いた作品を初出媒体の壁を超えて発表順に収録した単行本。GW 明けの 5月 6 日の朝日新聞夕刊掲載の「地球防衛家のヒトビト」は衝撃的でした。」

「東日本大震災からわずか一月で刊行されたこの作品は反響をよんだ。特に、「海辺の村」は「豊かな生活を送るのをやめ、いつまでも続く幸せを選んだ」という言葉に、考えさせられた。」

「2011 年のマンガから 1 冊選ぶとしたらこれかなぁと。「あの日からのこと」を硬軟様々なテーマを様々な切り口で描く。擬人化された放射性物質たちが原子炉の中で家族団らんしてる短編が色んな意味で強烈でした。」

「感銘。漫画やけど、漫画やないです。ほな、何?って聞かれたら、漫画なんですが、その枠を、かるーく、「ぴょい」っと、飛び越えていって。アウトプット感。」