選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2012一次選考作品

『鉄楽レトラ』佐原ミズ


「コミックスの1巻目は、大体は登場人物紹介で話が進まないもの。しかし、「鉄楽レトラ」は1巻目のすべてのエピソードにまとまりがあって、毎回何かしら胸にささるものがある。わたしも基本的に自信がなく暗い人間なので、主人公のお母さんの言葉や、妹の優しさに号泣してしまった。これからが楽しみ。」

「相変わらずの素敵な表紙を書く作者。過去の作品はその優しい絵柄とストーリーがあまりにもマッチしすぎていて、少し毒が足りない気がしていたが、本作はストーリーでもなかなかに心を揺さぶってくれる。続刊に期待。」

「元々絵が素敵な方でこれまでの作品も好きだったんですが、本作にはやられました。前に進みたい主人公の悩み、足掻く姿。しかしそれを温かく、見守る家族の姿。そして主人公が変わる瞬間。人の人生を変えるようなヤツとは...。40歳になって読むことになった作品ですが、これを10代で読んだらどうだったんだろう?思春期ならではの葛藤が描かれた傑作であり、今後、主人公がどのように成長していくかがすごく楽しみです。」

「『マイガール』の素晴らしさに今度の新作がたちうちできるのか?と思っていたらまだ1巻だというのにこれまた素晴らしい!佐原ミズはすごい!」