選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『ドントクライ、ガール』ヤマシタトモコ


ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)

「なんだろう、エロくない裸って面白い。今年一番、勢いのある笑いとトキメキをくれたマンガ。だいぶ急展 開で話が終わってしまうのが寂しい気持ちもあるけれど、そのくらいがちょうどいいのかな。ちなみに私に も女子機能「理解できる下ネタもインターセプト」機能、あります。」

「裸族の男と同居することになった女子高校生の苦悩(?)の日々。部屋の中に入ったら股間に障害物が、とか、 やったら長いモノローグとか、セリフにモザイクとか、マンガ的技法を的確におもしろく使いつつ、ちょっ と良いシーンや少女マンガ的ときめきの部分もちゃんとあり。マンガ表現の幅は無限大と思わせてくれる 1 冊です。」

「ヤマシタトモコが、去年最も活躍した描き手の1人であったことに,異論を唱える人はいないだろう。本作 も「裸族」という特殊設定を、怒濤の狂気のネームがオーバーライドするというトンガリぶりが、圧巻。」

「いやもう、ただただ、大変にアホらしい(褒め言葉)。その割に女子の女子たる生態を描きだす観察眼だったり、 毒だったり、それなりにいろんなものも潜んでいるような気もしますが、まずは笑えばいいんじゃないかな。 実際に起きるわけがない、だけど「起きたら」と思うと実に楽しい。「マンガ的」なマンガだと思います。」

「ヤマシタトモコの作品はBLから入り、イルミナシオンの登場人物の心理描写にぞくぞくしたのを憶えてま す。「ドントクライ、ガール」のタイトルと表紙だけ見て、いじめモノか何かだと思ったら「裸族の男との同棲」 という、そんなバカな・・!?なストーリー。絶対描いていて楽しかったろうな。家に入った瞬間、股間が 目にはいらなくなるという障害物の配置の工夫には大爆笑でした。」

「やっぱり夏季限定裸族的には、押しときたい!」

「知的に下品!!なのになぜか若干の爽やかさまで感じる。主人公の友人たちの終わり辺りのテンションの高 さがおかしすぎる!」

「同居している男が裸族である、というだけでここまで話を読ませてしまうのはすごい。あらゆるジャンルの どこにも属さない孤立した存在だな、と思いました。似た作品は今後も出ないでしょう。文句なしに面白かっ たと思うのに、人に薦めづらいのが難点か。」

「笑いたければ、読め。※コミックスの最後の漫画が世界観違いすぎるので要注意です」

「変態さんすらも受け入れてしまう結末に妙に共感してしまったので。」

「シリアスな心理劇に長けた描き手だからこそ、おバカな状況設定が活きることもある。ホラ話と割り切れば 急展開も許容範囲だろう。」

「腹を抱えて笑いましたとも!トコトンお下品な筈なのに、ふしぎと不快感は無いんですよね。」

「間違いなく今年一番ゲラゲラ笑いながら読んだ。迷わず読め! 考えるな感じろ!」

「ヤマシタトモコ先生の作品の中では一番男性が読みやすいコミックはないでしょうか ( 笑 ) こんな変態マン ガ久々でした。それでも、いやらしくないところがすっきりしていて良かったのでは。続きが読みたいと強 く思いました。面白かったー!」

「顔の整った変態がいっぱい出てきます。それだけで、読みたくならない?(笑)2010年一番、勢いのあ る笑いとトキメキをくれたマンガ。だいぶ急展開で話が終わってしまうのが寂しい気持ちもあるけれど、そ のくらいがちょうどいいのかな。ちなみに私にも女子機能「理解できる下ネタもインターセプト」機能、あ ります。」

「良い意味で「気がふれている」。この暴走作品を描ききった作者と載せた「クロフネZERO」編集部、双 方の度胸に感心。」

「いつも全裸のイケメンと、女子高校生の交流を描くハートフル(!)コミック!部屋の中に入ったら股間に 障害物が、とか、やったら長いモノローグとか、セリフにモザイクとか、マンガ的技法のおもしろさを的確 に使いつつ、ちょっと良いシーンや少女マンガ的ときめきの部分もちゃんとあり。おもしろいです!」

「よしながふみを初めて読んだときのような衝撃を受けた。誰にも真似できない、オリジナルのセンスを持っ た方だと思う。」

「コメディとして一級品なのはもちろんのこと、思春期乙女の「大人」への階段をのぼる過程を描いた成長譚 として読んでみるのもまた一興かと。たとえ相手が世間的に「変態」レベルの男だったとしても、好きにな るときはしょうがないよねー、なんてったって乙女だし。なにはともあれやっぱりヤマシタ先生天才。漫画 の申し子。これからも楽しく読ませていただきます!」

「ヤマシタトモコという作家自体をオススメしたい!!! BL が苦手な方は多いでしょうが、このマンガなら 大丈夫。いい変態、かきます。」

「男子との同棲は、女子が心のどこかで夢見るものですが・・・。はたして、本当にいいものだろうかと悩ま せてくれます(笑)」

「この作品もそうですが、昨年この作家さんのいろいろな作品が店頭を賑わしてたそうですが、全ての作品を 読んでみて納得しました。人によって好みの作品は変わると思いますが、まちがいなく女性読者の心を鷲づ かみしたと思います。韓国に住んでいる事もあり、実は恥ずかしながら、つい最近まではこの作家さんを知りませんでした。でも、読み終わったら、韓国の読者にも作品が出たら薦めようと思えたので今回選びました。」