選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『海月姫』東村アキコ


海月姫(3) (講談社コミックスキス)

「ヲタの、ヲタによる、ヲタのための、少女漫画。これまでの東村作品同様、ス
トーリーから大きくはずれた「作品内コント」が魅力的なのはもちろんなのです
が、意外(?)と少女漫画の王道を行くストーリーが逆に新鮮に感じられます。東
村アキコ先生の「作品内コント」はマンガ以外の表現方法が考えられない自由さ
と、パンクのような激しい初期衝動を感じます。」

「作者の勢いを感じる。」

「おもしろい。はやく続きが読みたい。ポップです。どっかんどっかん、いって欲
しい、です、はい。」

「はい!きましたアキコ先生のひさびさの少女漫画です。なかなか濃いってか、濃
すぎるキャラにやられます。腐女子もターゲットにしたスバらしい作品。」

「オタク全開尼?ず最高っす。やっぱ、オタク、人見知り、処女、そして東村アキ
コ先生。ってところが自由奔放な個人趣味な設定で楽しい。今後の蔵之助、しゅ
うしゅう、月海の関係にドキドキです。東村先生、どうか海月姫の執筆に飽きま
せんように!」

「様々なヲタを見れて楽しい♪眼鏡を外すと美人 とか、王子様が現れる とか、
少女漫画の王道をあえて行ってるところがすがすがしくて好きです。」

「おしゃれも笑いもトキメキもハイテンションで満たしてくれる!この愛すべき濃
すぎるキャラクター達、モデルが実在すると聞いて、びっくりです。」

「最近の読んだ中で最もニヤっとした作品。今後も楽しみです。」

「「尼?ず」の描き方に、客観的だけどシニカルじゃない、人に対する著者の一貫
した気持ちの良い姿勢があらわれていると思う。最近の東村アキコはネームの切
れ味が鋭すぎて、ときどきこわいくらい!いや本当にこわい!「マンガってこう
いうものでしょう?」と作品を通して言われているような気がする。」

「個々のキャラが逐一際立っていて、終始飽きずに読んでいます。スピーディーで
キレのある展開がすごく、ほんとにメリハリのあるマンガ。そして、この人のマ
ンガの定番の三国志ヲタ。きもい、、きもいのだが何故か惹き付けられてしまう。」

「イケてない女子・月海と仲間たちの上京物語。「チーム女子」を描かせたら、東
村さんは当代随一。東村さんのまんがにはいつも、女子間でどういう距離を取れ
ばいいのか、ある種の理想が描かれています。恋愛に夢中になれない、どこか行
き場を迷っている女子って、現実に結構いると思います。見た目がとかでなく、
メンタル的にモテない系の女子は、きっと「海月姫」に共感するはず。腐女子、
女装男子という今風のキーワードを使いながら、"眼鏡を取ったら美人"など、
70年代乙女ちっく少女まんがのベタ設定を織り交ぜて、新機軸の少女まんがに
なっている構成もすばらしい。」