選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『アイアムアヒーロー』花沢健吾


アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)

「毎週ドキドキですね。この作者の作品の主人公はどれもものすごく親近感が沸く
というか、他人とは思えないというか、キモさが他人のものとは思えないので、
どうなることかといつも展開が気になります。」

「『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の作者の新作だということ以外何の予備知識もな
い状態で1?2巻を一気に読んで、「すげー!こえー!すげー!」と友達にメール
しまくった。が、僕にはメールを送れる友達がそれほどいなかったことに気づい
てため息をついた。その後、5回読み返してまたため息をついた。2009年最高峰。」

「序章のゆったりとまったりとした日常や回顧に、いろいろなポイントが隠されて
いるのがすごい!とにかく、一度加速したらとまらない展開。いやーすごい! 
ほんとにすごい!!」

「急展開に驚愕しました。こんな展開ありなんですね。」

「『アイアムアヒーロー』とは、自分を鼓舞するように主人公が呟く口癖。35歳に
してマンガ家の卵、毎日何か鬱屈したものを抱え、妄想やひとり言が激しい彼の
日常は、読者には現実に起こっていることなのか主人公の妄想なのかはっきりし
ない描写が続きますが、いたって想像通りの「パッとしない男の日常」です。し
かし、そんな想像を見事にぶっ飛ばす怒涛の展開が1巻ラストに訪れます。そこ
まで読んではじめて、日常描写はこの衝撃のための前フリだったと気付いてゾッ
としてしまうはず。今後の展開が全く読めない気味の悪さがあるので、心臓の弱
い人は2巻が出るまでは読まない方がいいかも?」

「ゾンビのようなものが出てくる漫画と言えるのだが先が読めないのでそれ以上の
ことはわからない・・・とにかく続きが早く読みたい!!」

「怖いのが苦手なくせに怖い怖いといいながら目が離せません。連載開始時、妄想
癖の主人公のマンガがはじまったなー、なんて思ってたらあっという間に大変な
展開に。あー、本当に怖い。でも目が離せない。困ったー。」

「ひさびさに、ものすごいことになりそうなマンガ。『ワールド・イズ・マイン』
『ドラゴンヘッド』のような黙示録級の作品になる予感。」

「ダメ男漫画、みたび、と思わせておいて、このものすごい裏切りようといった
ら!!!『ルサンチマン』も『ボーイズ・オン・ザ・ラン』もおもしろい!と
思っていたが、あれはこの作品の壮大な前フリでしかなかったか。まだ2巻なの
でタイミングとしては違うのかもしれないけど、09年を振り返ったとき、絶対ス
ルーできません!」

「まず1巻の、他の漫画のストーリーに似ているようで似ていない、その"物語の脇
をすり抜けていく様"が面白くて見事で怖くて、目が離せなくなった。そして怒
涛の2巻への展開。不思議と、サバイバルな状況下の方がリアルな世界に見え
て、そういう表現方法って漫画でしか出来ないんじゃないかと思った。とにかく
スゴイ。ほんとに面白い。」

「衝撃度ならば2009年で一番強かった漫画。迫りくる混沌と恐怖の中に感じるごく
普通の日常感が、ものすごいリアリティを感じさせます。孤独から目をそらす冴
えない青年が今後どう動いていくののか。続きが楽しみだ?」

「とにかく見てほしいゾンビ漫画。1巻を最初読んでいた時は古谷実先生の最近の
作風のように日常がどんどん侵されていくお話なのかなと思っていたのですが1
巻ラストので「!!!」ってなりました。こういう内容だったの?みたいな。突
然事件が起こるまでの主人公の鬱屈した日々や幸せな彼女との日々があっただけ
に。。なんて心臓ではなく心に悪い前フリ。。。事象は既に早い段階で現れてい
たのですが2巻ではそれが爆発的に蔓延します。てゆうか足の速いゾンビって最
近映画でも増えてますが、花沢先生の描き方が不気味すぎです。特にババア怖す
ぎる。」

「おそらく、今が一番面白い漫画です。主人公秀雄の丹念な日常描写と、間に挟ま
れる現実か妄想かわからない不可思議な光景、そして衝撃的な1巻のラスト。引
き続き、謎は深まり、状況は緊迫する2巻。この緊迫感を維持したまま最後まで
描ききってくれれば大名作となります。しかし長く続くとどんなに面白くても慣
れてしまいますので、連載が続けば続くほど全体の評価は変わってゆくとは思い
ますが、2巻の時点では、文句なしに面白いです。ただし、「注意!この漫画に
は暴力的・グロテスクな表現があります」というゲームのバイオハザード的な注
意書きが入ります。」