選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『シスタージェネレーター』沙村広明


「『無限の住人』で有名な沙村広明の短編集。谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」を彷彿とさせる「久誓院家最大のショウ」が一番だな。それにしても脚フェチか...。相変わらず倒錯してるなあ、ほんとに。その次が「ブリギットの晩餐」かな。拾われた少女がある屋敷に連れてこられて...、というような話。この人の描く女の人が見せる決意を含んだ挑むような目つきが大好き。」

「 シュールギャグ・シリアス・冒険活劇...と沙村広明の集大成とも言える短編集です。中でも「制服は脱げない」という連作は、シュール系ギャグと世俗批判が入り混じって、何とも言えない「あー沙村これ楽しんで描いたんだろうなー」感がある作品となっております。また、「ブリギットの晩餐」のラストシーンは近年稀に見る、美しいラストであろう、と断言します。」