選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『PLUTO』浦沢直樹


「悔しいけど面白い。そしてズルい。誰だって、好きな漫画の見えない部分を(勝手に)思い描いたことはあるだろうが、それを自分の作品として発表する奴がいて、それが自分の想像より面白くて、なおかつ自分が読みたかった漫画であったら、そう思うしかないでしょう。しかもそれが、自分の作品としてきちんと成立してるんだからなあ。」

「「神様」手塚治虫と「天才」浦沢直樹という最高のコラボレーション。最初から最後まで完璧でした。この作品を表現するとき、横綱マンガという言葉が適切ではないかと思います。8巻という長さも調度良く、浦沢作品にありがちな情報過多による置いてけぼりを食らうこともないでしょう。たまに出てくる「手塚エッセンス」にニヤリとしながら、事件の行方をハラハラしながらイッキ読みして欲しい作品です。」