選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『深夜食堂』安倍夜郎


深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)

「一作ごとに味わえる、一品の料理とそれにまつわる人間ドラマ。漫画なのに「味」があるんです。ぜひお試しあれ!」

「日本人なら誰もが味を頭にパッと思い浮かべることができそうな、ありふれた食材、ありふれた料理を実にウマそうに見せる。デビューは2004年だったと思うが、もう何十年も漫画家をやっているかのごとき枯れた味わいがしみじみと良い。」

「味わいのある絵柄に、味わい深いストーリー。そして味わいたい数々の懐かしいおかず。これでもかこれでもかとたたみこられる漫画も良いのですが、こういった同じ空間、同じ時間が流れる漫画も心地よいですね!作者の人柄も十二分に出ていて、とても素晴らしい漫画だと思います!」

「究極でも至高でもありません高級食材も流行の食材も出てきません出てくるメニューもありきたりですでも、「深夜食堂」はお腹と心を満たしてくれますただし、読んでる僕らの心は満たしてくれてもお腹はいつも以上に減ってしまいます恐るべし「深夜食堂」」

「世の中にはいろんな人がいて、色々なドラマがあります。幸せな人生とは小さな幸せの積み重ねで、その小さな幸せを感じられる場所や時間が多いほど、その人生は幸せだなんだと思います。この漫画の舞台になっている食堂は、その小さな幸せが一杯詰まったやさしい場所です。シンデレラストーリーはないけれど、毎日じわりとくる小さな幸せであふれている場所です。そんなつながりがほしくなった時はこの本を読みたくなります。リアルな人とのつながりの温かさが忘れ去られつつある現代に必須の一冊だと思います。こんなお店が近くにあってほしいなぁ。」

「しんみりお腹がすいていくる。個人的にB級グルメが大好きなのでツボです。何てことない素朴なメニューと登場するお客さんの人生の味も見え隠れして味わい深い。」

「これを選ぶのは、単に私がこの食堂で飲みたいからだけです(笑)ああ、誰かこんなお店を開店してくれないかしら...。カフェ・アンティークと並んで、開店を熱望してます。」