選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『きのう何食べた?』よしながふみ


「なんてことのないごく普通のメニューなのに、あまりにもおいしそうで、今スグに作りたくなってしまう。料理すること、食べることと、マンガのストーリーが実に違和感なく組み合わされているところが素晴らしい。」

「料理を作るマンガはいろいろあるが、献立から考えるところに共感。「長ネギ1本買ってきて夕飯のおかずでどう使い切るか?」みたいな私の料理脳をくすぐります。作る幸せ、食べる幸せがしみじみ味わえますが、シロちゃんの味付けは甘い! そこだけ気に入らない!」

「「BOYS LOVE」ってちょっと・・・と思って読まず嫌い そんな俺の「バカっ」と思わずバブル期にありそうなドラマのセリフを言ってしまいそうになっちゃいました。ストーリーの8割は料理の仕方であります。もちろんストーリー展開は間違えありません。何より素晴らしいのは、ストーリーの中で買い物に行った食材を使用するのが1話だけではなく、次のストーリーで違う料理の食材として利用されるのです。こんなマンガ読んだ事ありますかっ!!マンガやテレビを見て食材買ったけど・・・こんな切ない思いをしたあなた!「きのう何食べた?」読めばキレイに経済的に、そして何より美味しく使い切れます!!」

「よしながふみの、性差に対する切り口にはどの作品にも唸ってしまう巧みさがある。現代を生きるほとんどの男女が、独りで生活することに不自由しない。それでも誰かと一緒にいようとする理由、いてもいいよ、という理由がこの漫画にはちょっとずつ描かれている。毎日のちょっとしたおいしいもの。おいしいものを誰かと一緒に「おいしいね」と分かち合えるよろこび。孤独にもいれるけど孤独ではない生活。読むと元気になる、滋味あふれるマンガです。※お夕飯作るのがめんどうくさい時、これを読んでテンションをあげるというとっても便利な効能があるところも好き。(レシピがちょっと難しめなところもやる気がでていい)」

「よしながファンとすれば「コレが読みたかった!」と快哉を叫びたいマンガだが、冷静に考えるとこれが普通に載っている『モーニング』はスゴイと思う。」