選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞

『チェーザレ 破壊の創造者』惣領冬実


『複雑な政治事情を、精緻なキャラクター描写で自然に読んでいけるのが嬉しい。主人公の素直な言動が社会人には胸のすく思いで、虜です(笑)。』

『猛毒"カンタレラ"を保有していたことで知られ、"悪魔"と名高いチェーザレ・ボルジア。そんな彼が形成された時代からのお話。歴史を知らずとも、絵の美しさ、話の展開のに自然と惹きこまれてしまう。もちろん、歴史好き、特に塩野七生好きにはぜひとも読んでいただきたい作品。』

『美形でいいとこの出で、帝王学学んでてケンカも強く、普段はクールなんだけどここぞという時に優しい、出世間違いなしなんだけど、一般庶民の生活をあんまり知らなくて、でもちょっと教えると何でもモノにしてしまう。そんな男が実際にいたって言うんだから。でもそういうヤツって老若男女誰の目から見ても魅力的なんだよな。』

『「毒を盛る男」として有名な【チェーザレ・ボルジア】を君主論の視点で描いた作品。 (マキャベリが「君主論」でチェーザレを褒め称えている) 社会であがっていく為にはこんなことまで・・・と、ルネッサンス版の島耕作みたいなもの。 惣領冬実の描くチェーザレの格好よさと冷酷だけどかわいい部分もあるチェーザレに釘付けです。』

『この手の絵は好きでないのにモーニングで一回読んでから気になって買いました。ルネサンス時代の話というだけで話についていけるか不安だったけど世間に疎いアンジェロのおかげで私も時代について学べたり利害関係がわかったり出来ました。4巻まで読んで印象的だったのが貧民にその場限りのパンを与えても何の解決にもならず仕事を与えなければという所。確かに!言われるまで気づかない自分もどうかと思ったけど。。そしてあの時代にそんな事にそんな事を実行するチェーザレの凄さ。もっと実際のチェーザレについて知りたいと思った漫画でした。』