選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2018一次選考作品

『1122』渡辺ペコ


1122(2) (モーニング KC)

「生々しく描かれるいろいろな夫婦のかたち...共感と恐怖と人間のどろどろ大好物です。1122いい夫婦とは何か、女とは何か男とは何か。これからどうなるのか続きが早く読みたい。」

「渡辺ペコ先生は、ずっと「性」に対して真摯に考え続けている作家さんだと思います。そして主人公が同世代であることが多いので、最もリアルタイムで刺さる作品を読ませてくれる作家さんでもあります。始まったばかりの夫婦の物語ですが、これからどうなるのか楽しみです。」

「一見すると「ふつうの幸せ」、ひと皮めくると危うさや切なさのオンパレード。そんな男女関係を描かせたら当代随一じゃなかろうかと、ひそかにお慕いしている渡辺ペコ先生。今度の夫婦もなかなか。妻公認で恋してるなんてウキウキされても......と思ってたのに、丹念に描かれる"そこに至る過程"を読んでると妙に納得しちゃう。はしゃぐ夫も、悶々とする妻も、なるほど......と。でもって、"夫の恋人"がまた一筋縄ではいかないわけです。くんずほぐれつ、どうなっちゃうのか。リアルだし、えぐるけど、どこかノンキな修羅場へようこそ。恋人や配偶者にムカついたときに読むとちょっと優しくなれるかも、な作品です。」