選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2018一次選考作品

『やれたかも委員会』吉田貴司


やれたかも委員会 1巻

「「あのときのあのシチュエーションは、もしかしたら『やれた』かも!?」という、まあ、それだけでは品のないマンガのようですが、ちょっと違います。心の中にしまっておいた若いころの(そうでもない頃も含めて)甘酸っぱい思い出、あれは大人になった今から振り返るとどうだったのだろう、という内容です。それを3人の採点者が「やれた」「やれたとはいえない」で評価。そのときの一言がなかなかたまりません。男女問わずおすすめできるマンガです。あ、一応18歳以上で。」

「このバブリーで軟派なタイトルのせいで、しばらく手に取らなかったのだが、読んでみたらむしろ硬派な恋愛マンガで驚いた。読み終わった後ではタイトルも味わい深く見えてくる。「こういう落ちの付け方は見たことない」と感嘆できるマンガを、本当に久しぶりに読んだ気がする。「これじゃ読者が楽しめない」と、編集者にダメ出しをもらい続けたというエピソードも考えさせる。面白さって何なんだろう......。巻末の保坂和志さんとの対談は、蛇足という人もいるでしょうが、これはこれで楽しめた。」