選考作品へおすすめコメント

マンガ大賞2013一次選考作品

『ナナマル サンバツ』杉基イクラ


ナナマル サンバツ(4) (角川コミックス・エース)

「クイズの世界観が非常によく描かれてます。『なぜ山』たったそれだけの単語にこんなに情報が隠されているなんて思っていませんでした。クイズに詳しくない人でも、楽しめるように解説をわかりやすく解説されているような気がします。ボタンを押すタイミングや問題作り。今まで詳しくクイズの世界を知らなかった自分でも惹きつけられます。これはクイズ入門書。自分もクイズ大会に出てみたい!」

「コマとコマの間の動作が見えてくるような、自然なテンポで読める感じが非常に素敵だと思います。マンガでクイズという着眼点も好きです。」

「『サマーウォーズのコミカライズなどを手がけた、杉基イクラの手による競技クイズをテーマにしたマンガといえば?』『ナナマルサンバツ!』『正解!』私、高校生クイズで全国大会まで行ったことがあり、大学でもクイズ研究会に所属していたマジクイズプレイヤーなのですが、競技の面白さの本質をとらえた超一流のマイナー競技マンガ。さらに、それ以上の、超・革新的な特徴が! どんなにバスケのうまい人がスラムダンクを読んでも、桜木
花道とバスケできるわけじゃない。しかし。競技クイズの場合、作品中には実際に大会で使われるのと全く同じ、リアルなクイズが登場します。そしてどこで早押しが行われたか、正解だったか不正解だったか、マンガ内の文字と卓越した絵で、その瞬間が明示されています。読者たる自分がそのクイズの参加者で、作品中の彼らと同じ立場に身をおいたと仮定すると。彼らが答える瞬間までに正解を想起できれば、あなたの勝ち。...そうなんです!なんと『マンガ内のキャラクター』と、リアルに競技クイズをプレイすることができる、そう、マンガ内のキャラクターと真剣勝負ができる、歴史上初めてのマンガ作品なのです!『ナナマルサンバツ』を『プレイ』しないのは、もったいないです、よ。」